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忙しい日々の中でたまの休みの日、みたいな。
monica_Japonica 投稿 - 2017/04/27 更新 - 2017/05/01 2 Comments 318 Views
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回旋塔の下で駆け回る子供
安全帽を取られた男の子が泣いてる

ハイテンションの傍 報・連・相が惑わす
バイブレーションが響いて現実に戻される

街の景色が 僕たちを 等間隔で 仕切る

灯油缶を蹴飛ばして降りそうな空にイラつく
現象より幻想に身を委ねて居たかったのに


改正法のせいで駆け回る大人
扁平足が響いた 本当は泣きたいんだ

混迷中の傍 向上心が邪魔する
バイブレーションが響いて現実に戻される

降り出した雨 人々が 走者病に 罹る

甲州街道に雨は少しばかり似合いすぎてた
群青色の傘の人ゆっくり傘を回し歩く


感傷は少し足りないままで続いていく
暗礁に乗り上げた様な態度で戻りながら
水たまりを蹴飛ばして走る子供の頭の安全帽が
傾いて……ナイスキャッチ!

灯油缶の位置直し通りの傘屋に駆け込む
群青色の傘を選ぶ 結局そんな感じで

ハイメゾンの群れを抜け雨音を愉しんでみる
現象だって幻想を超えたがっているはずだから
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2 Comments

yumemigati3yumemigati3
2017/04/28
いい感じですね~。
大人ならではの窮屈さが上手く表現されていると思いました。

ラストの一文は、ちょっと書けないレベル。キラーフレーズですね。
コメントありがとうございます!
最後の一文は難産だったので褒めていただけるてとてもありがたいです!
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