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小さい頃より一日が過ぎるのが早くなったなという思いから作りました。
manbou0502 投稿 - 2017/04/21 更新 - 2017/09/22 4 Comments 515 Views
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mizumizu
昼間のライト 眩しくないね
強がりを隠す様で
「寝る間も無い」と騒ぐみたいで
嫌気が差して
黄昏を待っていた

明日は濡れ
傘を捨て
覚えたての唄歌って
錆びたトタン屋根の下で
座る僕の影が見える

昨日の僕だけひたひたと
紅い陽だけゆらゆらと
なるべくゆっくりと
歩いて行ければいい
自分の事だけつらつらと
嫌いな事すらすらと
言える様になるまで
考えていればいい


生きていないと寂しくなるね
強がりを隠さないで
二時間前の僕にとっての
未来がこんな
いたずらに過ぎるとは

声は涸れ
歌を捨て
数え切れない冗談が
消えた途端 僕の横で
心の火の玉が揺れる

疲れた時だけふらふらと
市街地までゆらゆらと
なるべくゆっくりと
歩いて行ければいい
他人の事だけつらつらと
綺麗な事すらすらと
言える様な人には
微笑んでやればいい


三日も経てば忘れるくらいの
一日が今日も終わりそう
初めての事一つも無くても
新しい僕と言っていい
そういう風に思えた時点で
昨日が老けても許せるさ
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4 Comments

mizumizumizumizu
2017/04/22
こんにちは。

淡々と語られる言葉がとてもかっこいい雰囲気を作り出してるなと思いました。
構成もしっかりしていて読みやすかったです。
退会済み
2017/04/22
Delete
まるで、小説の風景を詞にしたかのような、
情緒的な素敵な詞ですね♪
言い回しも非常に凝っていて見ていて「おおっ」と
驚きました(^^)
manbou0502manbou0502
2017/04/22
ミズさん、コメントとGOODありがとうございます!

一定のリズムで淡々とポツポツ続くイメージで作りました。かっこいいと言ってもらえてめっちゃ嬉しいです!

ありがとうございました!
manbou0502manbou0502
2017/04/22
Baronさん、コメントありがとうございます!

朱色の風景を思い浮かべました。
言い回しを特徴的にしようと思ったので、評価してもらえて嬉しいです!

ありがとうございました!
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