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駅前から打たれつづけたまま
早々に三丁目に向かい
濡れ手で押したインターフォン。
雑音に消され怪訝なまんま
ドアを開けると
生まれたばかりの人みたいだった。
君みたいだった。
隠した液晶が拒否する様な
不条理で伝えつづけたまま
迎えは来ず歩き続けてた月曜日。
淡々と洗濯機に押し込む衣服は
夜は明けると
振動と温度で元通りなのは当然だ。
溌剌として出たはずなのに
なんて、だって、笑顔で迎えてと
陰気なのは誰のせい?
他でもない神様のせい。
僕はきっとレインメーカー。
流しても消えぬもの流して
ただ、暖かさでレインメーカー。
忘れてともっと音鳴らして。
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