嗚呼 公園の ベンチに 腰掛けて
今日一日分の 憂鬱を 重ねてヰル
無邪気な 赤黒 ランドセル
くるくる 回って 駆けて行く
曲がった 背筋 伸ばした処で
畳まれた 蝙蝠傘 の 様
もう少し 上手く 笑えた なら
もっと違う 今日 だった だろうか?
嗚呼 ともすれば この儘、終り だろう
冷える 隙間風 揺らす 裸電球
頭の中 渦巻く 総て
猫も杓子も 消えて 仕舞え
月明かり 藍に染まる 部屋に
間延びした 日々は 続くの だろう
不安と 無縁に 生きること が
こんなに 夜を 痛くする とは
誰が為の 俺
探せど
何にも 成れぬ
身を 恥じてた
其れでも 断りも 躊躇も なく
お構いも無し に 夜は 開ける
水も無い のに 溺れる 日々 よ
残り少ない 酸素を 寄越せ
陽の下に 在っても 日は 射さぬ
黒より 濃い 藍色の闇で
昨日より 上手く 笑えた なら
もっと違う 明日
俺に 寄越せ
今日一日分の 憂鬱を 重ねてヰル
無邪気な 赤黒 ランドセル
くるくる 回って 駆けて行く
曲がった 背筋 伸ばした処で
畳まれた 蝙蝠傘 の 様
もう少し 上手く 笑えた なら
もっと違う 今日 だった だろうか?
嗚呼 ともすれば この儘、終り だろう
冷える 隙間風 揺らす 裸電球
頭の中 渦巻く 総て
猫も杓子も 消えて 仕舞え
月明かり 藍に染まる 部屋に
間延びした 日々は 続くの だろう
不安と 無縁に 生きること が
こんなに 夜を 痛くする とは
誰が為の 俺
探せど
何にも 成れぬ
身を 恥じてた
其れでも 断りも 躊躇も なく
お構いも無し に 夜は 開ける
水も無い のに 溺れる 日々 よ
残り少ない 酸素を 寄越せ
陽の下に 在っても 日は 射さぬ
黒より 濃い 藍色の闇で
昨日より 上手く 笑えた なら
もっと違う 明日
俺に 寄越せ
5 Comments
2017/04/11
まるで純文学のような言葉遣いで、
激動の時代を生きた人の心情を歌ったようにも見え、
しかし、現代にも通じる鬱屈をも歌っていて、全体にしっかり音楽してる。
もー、とにかくGOODしちゃいます!
2017/04/11
情景と心情の織り混ぜ方が心地いいです。
“寄越せ”っていうのも情けないけどかっこいいフレーズって感じでいいですね~。
最高で、素敵な詞でした。ありがとうございました。
2017/04/12
純文学書いてる、読んでる人に怒られそうですがw
最近昼休みの時間使って書いてます
もちろん一日じゃないですから!
誤解なきよう
これ一時期フリーターだった時期を
思い出しながら書いたんですよねぇ
今日読み返したら当時を思い出して
なんかゲェ出そうになりましたw
次はバカなの書きますw
2017/04/12
…ですよね?w
情景と心情の織り混ぜかた〜
いやー、ありがたいお言葉です♪
自分は頭の中に何かワンシーンでもないと
中々書けない人なんで
それを上手く伝えられたなら一安心って感じです
また何か書いたら読んでやってくださいまし♪
2017/04/12