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一番と二番で女と男が分けられているものを書きたくて作った詞です。内容云々というよりは言葉遊びに振り切りました。過去作になります。
manbou0502 投稿 - 2017/04/04 更新 - 2017/09/22 0 Comments 427 Views
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ルージュで熱を吸って
絵に描いた愛犬を撫でる
面倒は自動で投げ出し
浅ましいから痺れを切らした

窮屈過ぎるベッド
大概の安寧を兼ねる
喧騒は人の世の話
喧しいから意地でも逸らした

ヒューマン・ドラマばかり見ていたら
頭がどうにも茹だりそうで
時間よ 私たちを連れ去って

針 糸 二人を縫い合わせる
ハリーとホリーみたく追い追われる
蟻の様な情でも
檸檬色の明日を見る
「紅を剥いでくれてやる」なんて言わないで


ブーツで気障に立って
冷えきった太陽を浴びる
心臓の代わりを探して
相応しいのか分からなくなった

ニュースが波を打って
間違いや前例を述べる
教養は独りで歩いて
新しいだけの住み処へ行った

車に乗れば馬鹿になれないが
7番通りを急ぎたくて
時間だ 僕らだけを連れて行け

錆びても綺麗だと言い聞かせる
ダミーのプライドに置いていかれる
治らぬ憂鬱でも
掌で転がせる
「やがて老いて枯れていく」だって? 知らないね


フィクションだけは好きになれないが
たまには己を叱りたくて
未完の物語に触れてみた

仮にも自分を裁いている
コピーのバラードに恋い焦がれる
「味を知った娼婦は
餓鬼以下の夢を見る」
そんなエンドロールだけならば見ていたい
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