2019/02/01 群青堂投稿作品第1号を曲にしてみました！ よければ聴いてやってください！→https://youtu.be/Vs9lxzWi_DU
Loading.高架下を通れば
電車が頭上で騒いで
他愛のない静寂を
取り繕っている
静けさが戻れば
君はわざと立ち止まって
不意を突かれた僕を
面白がっている
その揺れる細い腕を
掴んでしまえば
容易く砂の様に
崩れてゆきそうだ
ざらついた音が風と共に
流れていった
隣で君は微笑んで
「淋しいね」と言った
どんな唄を歌えば
本当の君が顔を出すの？
柄にもない想像で
格好つけている
自らを塞げば
君が浮かび上がってくる
そう思い込んだ僕は
ナイフを持っている
ともすれば笑う君を
恨んでしまえば
気安く触れる事は
出来なくなりそうだ
優しさや嘘が胸の奥を
溶かしていった
隣の君を見たけれど
何も言えなかった
過ぎ去ればどんな事も
忘れてしまえる
もう振り返る事は
出来なくなりそうだ
撫でる様に翳し空を切る手
重なり合った
取って付けた様に僕は
「さようなら」と言った
「また明日」と言えなかった
また「明日」が見えなくなった
また「明日」が見えなかった
「また明日」と言えばよかった
高架下を通れば
電車が頭上で騒いで
君の居ない静寂を
取り繕っている
電車が頭上で騒いで
他愛のない静寂を
取り繕っている
静けさが戻れば
君はわざと立ち止まって
不意を突かれた僕を
面白がっている
その揺れる細い腕を
掴んでしまえば
容易く砂の様に
崩れてゆきそうだ
ざらついた音が風と共に
流れていった
隣で君は微笑んで
「淋しいね」と言った
どんな唄を歌えば
本当の君が顔を出すの？
柄にもない想像で
格好つけている
自らを塞げば
君が浮かび上がってくる
そう思い込んだ僕は
ナイフを持っている
ともすれば笑う君を
恨んでしまえば
気安く触れる事は
出来なくなりそうだ
優しさや嘘が胸の奥を
溶かしていった
隣の君を見たけれど
何も言えなかった
過ぎ去ればどんな事も
忘れてしまえる
もう振り返る事は
出来なくなりそうだ
撫でる様に翳し空を切る手
重なり合った
取って付けた様に僕は
「さようなら」と言った
「また明日」と言えなかった
また「明日」が見えなくなった
また「明日」が見えなかった
「また明日」と言えばよかった
高架下を通れば
電車が頭上で騒いで
君の居ない静寂を
取り繕っている
4 Comments
2017/04/02
第一印象は、ちゃんと詩やな。っていう感じです（笑）
これは決して上から目線とかなめてるとかそういう感情で言っているわけではなく、なんか作文なのか会話なのか詩なのか、曖昧な作品もある中で、きっと詩を詩たらしめる要素が盛り込まれているんじゃないかと、すごく綺麗な作品やなと思いました！
音楽に乗っかった時に完全体になるんやろなと思いました！
2017/04/02
コメントありがとうございます！
ちゃんと詩……、一番大事にしたいと思っている部分です。めっちゃ嬉しい！
メロディと合わせて伝えられない状況でいかに“歌詞”として読んでもらえるか、毎回とても気にしているので、報われた気分です(*^^*)
埋もれたあとの物なのに感想いただけて嬉しいです。ありがとうございました！
2019/02/01
ちゃんと音楽として、いや歌詞として完成させてくれてありがとうございます。
こうやって僕らは自分の作品に向き合って、大切にしていくしかないわけですからね。
まあ、そういう僕も作品の全部にメロ有るわけじゃないから、偉そうなことは言えないのですがｗｗ。
その真摯な姿勢に敬意を表して。GOOD。
2019/02/02
そうですね。
結構この作品は思い入れがあって、改めて向き合って、曲にして、さらに思いが深くなりました。
僕も全ての作品にはないですね。笑
この詞には比較的明確なメロディがあったので曲にしました。
作って良かったです！ ありがとうございます！！