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wesky 投稿 - 2017/03/27 更新 - 2017/03/28 2 Comments 637 Views
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yumemigati3
僕に見せた笑い顔は、 みんなに見せる顔なのさ。
僕が見たい笑い顔は、 僕しか見れない顔なのさ。
なぜ見せないの? 理由は I know。 知っているからこそ願わないの。
ふたりもいらない。 大切な人。 言えば壊れるから、歌にしたの。

薬指に見えない指輪をして、 慣れたように笑い僕を見る。
赤い糸は遠くを指さして、 風に乗ってゆっくり飛んでいく。

あの景色を背にして振り返る君を今も追いかけてる。
また思い出す、 改札がふたりをさえぎったあの日の夜。
君を触れると僕が崩れそうで。 あの表情すらも薄れそうで。
手を振るしかできない僕の両手。 強く握った。
痛みだけが残った。

薬指に見えない指輪をして、 慣れたように笑い僕を見る。
赤い糸は遠くを指さして、 風に乗ってゆっくり飛んでいく。

君の好きなところを並べた。 3つほど浮かんで気が付いた。
素直なところ、 純粋なところ、 一途なところ。 そうさ。
僕じゃない特別なひとにだけ、 全てを見せる君がいて。
好きなひとを 大切にするところが 何より好きだったんだ。

もし、君の好きなひとが僕なら。 僕はその良さに気付けなかった。
好きなひとが僕じゃないから。 僕はその良さにきっと気付けた。
遠回りして、 やっと見つけた。 本当の君の好きなところを。
遠回りして、 やっと見つけた。 見つけたよ。 

君の諦め方を。
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2 Comments

yumemigati3yumemigati3
2017/03/27
すごく好みのシチュエーションで、とてもいい作品だと思いました。

普段なら、ここまでの文量の作品は個人的にはマイナス評価なんですけど、
この作品は、これでちょうどいいと思いました。GOODしちゃいます!
weskywesky
2017/03/28
コメントありがとうございます!
これからも頑張ります!
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