あいまいな鼻唄をきみが口ずさんで歩くあたり
ああ 本当に楽しそうだなって思ったり
ふとした瞬間にきみの顔が思い浮かぶあたり
ああ 本当に好きなんだって実感したり
そんなふたりを眺めてたら
なんだか幸せってやつが分かった気がして
頭の上でふわふわ浮かんで
たまに僕のことを叱るのです
いつか思い出す風景がいま見ている景色ならいいな
これ以上はないくらいの幸せがそこにはあって
でもね これだけじゃないんだってきみがいじらしく笑うから
まだきみを思い出せそうもないな
あいまいな帰り道 きみが後ろを振り返るあたり
ああ 本当にかわいらしいなって思ったり
ふとした瞬間であればあるほど大事にしようなんて
きみは恥ずかしげもなくそう言うんだ
いつもより少し真面目な顔しながら伝えたかった言葉
ちゃんときみに言えたかな なんて今更 思い出して
そんなふたりを眺めてたら
なんだか幸せってやつが分かった気がして
頭の上でふわふわ浮かんで
ここにいるよって待っているみたいです
いつか思い出す風景がいま見ている景色ならいいな
これ以上はないくらいの幸せがそこにはあって
でもね これだけじゃないんだってきみがいじらしく笑うから
まだきみを思い出せそうもないな
6 Comments
2017/03/09
GOOD!
2017/03/09
コメントとgoodありがとうございます。
そんなことないですよ、この作品だいぶ悩みました。
でもさくさんからgoodいただけて安心しました。
いつもありがとうございます。
2017/03/18
爽やかな風が吹いてますね。
個人的に、「僕を叱るのです」のくだりがいいなと思いました。
2017/03/18
2017/03/18
Sakさん
コメントありがとうございます。
いつもコメントしてくださり恐縮です。
そのくだり見つけていただき嬉しいです笑
またよろしくお願いします。
2017/03/18
コメントとgoodありがとうございます。
フレーズ褒めていただき嬉しいです。
淡々と幸せを思い出す主人公…こうなりたいものですね笑