新規登録 ログイン
18で亡くなった兄の親友を思いながら書きました
NeGa_BasSweat 投稿 - 2017/01/24 更新 - 2017/01/24 0 Comments 374 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
[A]
そう、今はまだ
旅の途中さ
太陽に近づいて
触れてしまって、
お終いなんだろうか

[B]
空の彼方
虹の向こう側
そうさ、そこなら
金縛りも解けて、
歩き出せるから

[S]
心配はないよ
君の掌の中で咲く
ライラックが証明になるから
前を向いて、がむしゃらに走れよ
夕暮れの光
見えなくなってしまうが
いつも、あの日のように笑うから
まだ遠い、あの水平線の向こうで


[A]
どうしようもない
陰るオルガン
最低な音で
砕けちまって、
お終いなんだろうと

[B]
壮大なカルマ
滲む色の破片
そうか、このまま
逆さまにさ、落ちて
叩きつけられて

[S]
寝台列車に
揺られて、追いかけて、何処まで?
災難なんて到底気付かない
目を瞑って、青空に溶け込む
幽霊船から
急かす光を目印にし、
未だ淡く見えている麓へ
まあそこにある筈さ、風景

[C]
どうせ行き着く先、
一方通行ならば
どうか死に行くまで、
流れのままに
目を瞑るように

[S]
終点が見えて
生まれて初めての景色さ
最悪だった夢に見向きもせず
目を擦って、また明日と笑った
夕暮れの光
見えなくなってしまうが
いつも、あの日のように笑うから
まだ遠い、あの水平線の向こうで

君の掌の中で咲く
ライラックが証明になるから
前を向いて、がむしゃらに走れよ。
タグ :
[ 編集 ]

0 Comments

Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録