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尻尾の曲がった野良猫と一緒に乗り込んだ
霧雨を裂いて進む列車の中には
僕を知らない顔はいない
留まる駅で響き鳴る 水の音
それでも見つけられはしないだろう
縛られる前に身包み剥ぎ取って 言葉を捨てられるのは
僕しかいない
外へ出て行くのは 帰ってからにしよう
罪の上の噂を詰め込め内ポケット
外へ出て行くのは 帰ってからにしよう
塗り直した話が浮き立つ泡の街
改札口の下 するりと潜る尻尾の示す方向は
歪な角度で待っている
そんなに迷って迷ってどこに行ける
外へ出て行くのは 帰ってからにしよう
霧雨を裂いて進む列車の中には
僕を知らない顔はいない
留まる駅で響き鳴る 水の音
それでも見つけられはしないだろう
縛られる前に身包み剥ぎ取って 言葉を捨てられるのは
僕しかいない
外へ出て行くのは 帰ってからにしよう
罪の上の噂を詰め込め内ポケット
外へ出て行くのは 帰ってからにしよう
塗り直した話が浮き立つ泡の街
改札口の下 するりと潜る尻尾の示す方向は
歪な角度で待っている
そんなに迷って迷ってどこに行ける
外へ出て行くのは 帰ってからにしよう
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