蝋燭の火はそっと消える
だんだんと暗くなる意識
僅かに残った光をとって
照らした足元
この部屋はずっと冷たいまま
蕩蕩と遠くなる意識
静かに朽ちる街路樹の下で
今もまだ残っている
あの日の足跡
あぁ 散らばった記憶を辿れば
まだ君がそこにいるような気がして
あぁ 揺らいだ意識の端を燃やして
早くここから抜け出したいよ
蝋燭の火がひとつ ふたつと
姿を変えながら 繰り返し揺れる
『夢のような夢を見させて』
今もまだ憶えている
あの日の言葉
あぁ 散らかった部屋を片付けるように
要らないものから順に捨ててしまったの
あぁ 揺らいだ意識の端を燃やして
いっそ全て灰にしてしまえばいい
あぁ
2 Comments
2016/12/16
2016/12/16
goodありがとうございます!
commonplaceさん
はじめまして。
コメントありがとうございます!
雰囲気感じていただきありがとうございます。
嬉しいです。