good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
たとえ
愛されようと。嫌われようと。
救われようと。騙されようと。
褒められようと。貶されようと。
慕われようと。憎まれようと。
望まれようと。疎まれようと。
生きたかろうと。死にたかろうと。
おまえはいる。おまえはここにいる。
幸か不幸か、判断は決してつかないが、おまえはここに、生きている。
それは事実だ。
それが、事実だ。
幸か不幸か
判断などは付きようもない
幾万の言葉を
幾度の行動を
万象の有り様を形にしたところで
詰まる所の答えはひとつ
たったのひとつきり
そうだ
おまえはここにいる
方なく
噯に出さずも
事 隙々に
素首結く
漂う
思惑<シワク>の切っ先
どどめの色して
枯れず
暗夜の粗暴
踵を鳴らし(背いては俯せに)
素知らぬ顔で
然の深 帯びて過ぎる
委ね 帰心に在る 大河
燻る 喜悦は瀞により 跳ねど
語る声も行かぬ 星の八占
孤独に鳴る
愛され嫌われ救われ騙され
褒められ貶され慕われ憎まれ
望まれ疎まれ生かされ死ねども
陽の目は必ず月下に番う
あたら星の
いくつ消え いくつ果て
また ひとつ生まれ
そこに
言葉少なに
さらさらと天の大河を下り
涯に
在る
険しく
言葉の休むに
臍 碧落の
色を真似ぶ
正しく
加行<ケギョウ>の呼吸に
風鬼の混ざれる
一路
套語の逸り
踵を返し(道連れて賑やかに)
浮かばぬ澪へ
然の深 ときに思う
さざれ 帰心と成る 汀
落ちる 涕に形なく 溶けど
渡る天に深む 星の八占
空へと生る
月に為れずとも 太陽に為れずとも
やがて 星の 尽きるとも
そこに
在る
それだけは それこそが
然の深 生きて独り
死ぬも 帰心を過ぎ 独り
やがて あたらの一粒と与し
語る声を持たぬ 星の八占
光と成り愛を知る
嗚呼
然の深 帯びて過ぎる
委ね 帰心に在る 大河
燻る 喜悦は温もりに 満ちて
沁みる声の先に 星の八占
心と成る
たとえ
愛されようと
嫌われようと
おまえは いる
おまえは ここに いる
生きて いる
それだけは
それこそが
事実だ
愛されようと。嫌われようと。
救われようと。騙されようと。
褒められようと。貶されようと。
慕われようと。憎まれようと。
望まれようと。疎まれようと。
生きたかろうと。死にたかろうと。
おまえはいる。おまえはここにいる。
幸か不幸か、判断は決してつかないが、おまえはここに、生きている。
それは事実だ。
それが、事実だ。
幸か不幸か
判断などは付きようもない
幾万の言葉を
幾度の行動を
万象の有り様を形にしたところで
詰まる所の答えはひとつ
たったのひとつきり
そうだ
おまえはここにいる
方なく
噯に出さずも
事 隙々に
素首結く
漂う
思惑<シワク>の切っ先
どどめの色して
枯れず
暗夜の粗暴
踵を鳴らし(背いては俯せに)
素知らぬ顔で
然の深 帯びて過ぎる
委ね 帰心に在る 大河
燻る 喜悦は瀞により 跳ねど
語る声も行かぬ 星の八占
孤独に鳴る
愛され嫌われ救われ騙され
褒められ貶され慕われ憎まれ
望まれ疎まれ生かされ死ねども
陽の目は必ず月下に番う
あたら星の
いくつ消え いくつ果て
また ひとつ生まれ
そこに
言葉少なに
さらさらと天の大河を下り
涯に
在る
険しく
言葉の休むに
臍 碧落の
色を真似ぶ
正しく
加行<ケギョウ>の呼吸に
風鬼の混ざれる
一路
套語の逸り
踵を返し(道連れて賑やかに)
浮かばぬ澪へ
然の深 ときに思う
さざれ 帰心と成る 汀
落ちる 涕に形なく 溶けど
渡る天に深む 星の八占
空へと生る
月に為れずとも 太陽に為れずとも
やがて 星の 尽きるとも
そこに
在る
それだけは それこそが
然の深 生きて独り
死ぬも 帰心を過ぎ 独り
やがて あたらの一粒と与し
語る声を持たぬ 星の八占
光と成り愛を知る
嗚呼
然の深 帯びて過ぎる
委ね 帰心に在る 大河
燻る 喜悦は温もりに 満ちて
沁みる声の先に 星の八占
心と成る
たとえ
愛されようと
嫌われようと
おまえは いる
おまえは ここに いる
生きて いる
それだけは
それこそが
事実だ
0 Comments