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ほろ苦くて甘い、甘かった思い出
manamo 投稿 - 2016/11/26 更新 - 2017/03/07 7 Comments 807 Views
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r19r1tk77desertwolf
物語をくれた彼に
何をあげられたかな
愛しい思い出だよ
貴方が好きでした


手のひらに何も無かった
初めてだよ貴方が重ねて
小さな本をくれた
それが始まりだったね

コーヒー片手に新聞紙
眼鏡の奥の瞳
覗きたくてたまらなかった
胸が高鳴る

物語をくれた彼に
何をあげられたかな
愛しい思い出だよ
貴方が好きでした


重ねた手のひらさえも
今ではもう離れていった
小さな本をくれた
それはもう昔なの

コーヒーの香りと紙の音
眼鏡の奥の瞳
知りたくてたまらなかった
終わりは速かった

物語をくれた彼に
何をあげられたかな
愛しい思い出さえ
過去になっていく
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7 Comments

polaris11polaris11
2016/11/26
優しい言葉を選んで使っていて、とても素敵な雰囲気だと思いました。
暖かくなるような作品はやっぱりいいものですね!
yumemigati3yumemigati3
2016/11/27
これ自体が物語のような作品ですね。
とてもステキです。眼福。
manamomanamo
2016/11/27
ひからさんありがとうございます。
優しい言葉を選んでいると感じて頂けて良かったです
わたしの作品で意識しているのはそこですから。
最後が別れて終わるのに暖かくなるとおっしゃって頂けて
わたしも流石に驚きました(笑)
そのように感じて頂けるとは!
ありがとうございます!(*^^*)
manamomanamo
2016/11/27
さくさん。
そうなんです!物語なんです!
まあ実話ですけど(笑)
ありがとうございます(*^^*)
manamomanamo
2016/11/28
山のウサギさん
まずはGOODありがとうございます
実話の作品なのでどうもっていったら良いか分からないです。
シンプルとは難しいものですね
manamomanamo
2016/12/03
Amebaブログ
http://s.ameblo.jp/cocotto1105
r19r1r19r1
2016/12/25
こんにちは。

切ない過去を、愛情と優しい気持ちで包んだような作品だと思いました。
暖かい茶色の風景が浮かぶ、素敵な詞です。
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