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確かな自分、そう自信を持って言い切れる自分を、探すたび、探すたび。
asakist 投稿 - 2016/11/15 更新 - 2016/11/25 4 Comments 534 Views
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anck
あらゆる言葉の鋭さが
まるで一つの破片と集まり
あたしは凶器を手に持てる
自分へ向けるための

綺麗な言葉も今はただ
強い温度を輝かせ過ぎて
こんなに縮んだ背を丸め
目覚めを遮っている

硝子窓の外を眺める
みすぼらしい顔を知っている

螺旋 世界を取り囲め
螺旋 光も何もかも
逃げ出せないなら 引きずり込んで
螺旋 世界を取り囲め
螺旋 闇さえ何であれ
抜け出せないから 分からなくして
そうして最後を 必要として


形を忘れた唇が
何か呟くふりして留まる
あたしはあたしを恐れてる
振り切ることも出来ず

深夜部屋の床を撫でてる
汚れてない腕も分かってる

螺旋 世界を切り潰せ
螺旋 明日も今さえも
弱さを鏤め 光っていても
螺旋 世界を切り潰せ
螺旋 過去から今日までも
小さな音でも 耳を塞いで
そうして最後を 必要として
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4 Comments

recc_1019recc_1019
2016/11/16
読みながら万華鏡の中に迷い込んだイメージが溢れてきました。
逃げ出せないなら引きずり込んで
こういう言い回しが好きです!
asakistasakist
2016/11/21
レックさん
こんばんは、コメントありがとうございます。

万華鏡ほどきれいなものは書いてないですが、ありがとうございます~
SakSak
2016/11/23
こんにちは。

私は、「形を忘れた唇」という表現が好きです。

歪んでいるとか、動かないとかはっきり表現するのもいいんですけど、
じゃあ、実際どんな唇なんだろう?と想像しながら詞を読むのも面白いですよね。
asakistasakist
2016/11/25
Sak.さん
こんばんは、コメントありがとうございます。

私もこの作品の中で「形を忘れた唇」って描写は一番気に入ってます~
スッと入らない、引っかかりみたいなフレーズを入れるのは大切だなと思ってます。
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