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あの頃に見えていた景色 もう同じ目線で見ることはできない
Uwcr72 投稿 - 2016/11/04 更新 - 2016/11/12 4 Comments 316 Views
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yumemigati3
新しいもの好きには桜が咲く季節がぴったり
目に映るもの全てが鮮やかで新しく見えて胸が弾む
そんな気持ちは最初だけ すぐに馴染んで当たり前に変わる

今日も遅刻 赤信号にイライラする
いつもここは赤信号
遅刻した僕に対する 神様のイタズラかな
見飽きたあの店は今日も忙しそう

あとになって懐かしくなって笑ってしまう
今の自分ならもっと頑張れます なんて言い訳は
なんの根拠もないんだ 見苦しいだけなんだ

思い出を語るには今の季節がぴったり
流れゆく時間が寂しくて淡い色に浸かり立ち尽くす
こんな気持ちはいつからだ すっかり馴染んで当たり前になった

明日も仕事 満員電車に嫌気が差す
いつもこの時間は満員
挫折した人はみんな同じ目をしてる気がするな
見慣れたこの景色は今日も変わらない

いまになってアホしくなって投げ出してしまう
本当にやりたかったことはなんだろう なんて空想は
なんのきっかけにもならない 虚しいだけなんだ


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4 Comments

yumemigati3yumemigati3
2016/11/04
あー、いいなー。大好物の雰囲気に思わずコメントしてしまいます。
後悔と憧憬と変わらない現実。ばっちりですね!
Uwcr72Uwcr72
2016/11/06
yumemigati3 さん
コメントありがとうございます!!
めっちゃ嬉しいです(T T)
k321185k321185
2016/11/12
こんにちは。
いろいろと置いてきてしまったような後悔と、それに対する諦めや享受。
そんな誰もが感じる感情をとても上手く表せてるように感じました。
どこか投げやりな雰囲気にも表れていて、いいと思いました。
Uwcr72Uwcr72
2016/11/12
k321185 さん
コメントありがとうございます!!
お褒めの言葉をありがとうございます(T T)
当時は当たり前だったことも、今になって振り返ってみれば
あの頃が一番楽しかったのかな。そんな気持ちを詩にしてみました!
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