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kinoko0507 投稿 - 2016/08/05 更新 - 2016/08/19 2 Comments 946 Views
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tk77yumemigati3
1.

初めて言葉を交わした時から 分かってたの
君に溺れてしまえば 私が 辛いだけだと

知ってたから 話してるのは私だけじゃない
こうして朝になるまで 話すのも
私だけじゃないでしょ?


わざと酷い言葉紡ぐと
「ひどいな」と君が笑う
ほら まだ大丈夫 好きじゃない




水槽に 水が溜まっていくように
君が私の中 満ちてゆく
沈まぬように あがけばあがく程
君が増えていく この胸締め付ける





2.

それでもやっぱり君は ズルいと思うんだ
焦らして焦らされて 欲しい言葉もくれない

そしたらやっぱり私が 距離置くしかないのに
遠のいたと思えば 急に近づくから


突き放してみたり 少し怒ってみたりする私
ねぇ もう嫌んなるよ 好きになりたくないのに



水槽に 水が溢れていくように
君が私の中 支配する
沈まぬように もがけばもがくほど
君に溺れてく 君に落ちてゆく




ねぇ 無駄に笑ったりしないでよ
優しい言葉紡いだりしないでよ
ねぇ これ以上好きにさせないでよ
ねぇ




水槽に 水が満ちた時
君が私の中 溢れてゆく
沈まぬように もがく前にもう
落ちていたから
溺れていたから

落ちていたいから
溺れていたいから











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2 Comments

yumemigati3yumemigati3
2016/08/08
とても素敵な作品ですね。
切ない感情がシチュエーションを伴って、
すごく上手に表現されていると思いました。
kinoko0507kinoko0507
2016/08/19
コメントありがとうございます。なかなか感想もらえる事ないので、とても嬉しいです。
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