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薄汚れた繁華街 僕はその真ん中にいた
極彩色の下品なネオンが ただひたすら照らし出す 灰色の街並み 薄汚れた景色
放射状に伸びる 先の見えない道を
どれがいいか分からず 足を踏み出せずにいたんだ
突っ立ったまま考えあぐねて
冷たい雨に刺されて
やっと思い出した答えすら 見失いかけている
こんな僕でも 毎日せっせと
心臓を動かし なんとか生きている
そんな僕だけ 存在理由は
いくら探しても 見つからない
薄汚れた繁華街 人の波に逆らい歩くと
儚くも力強い女の歌声が 僕の耳に届いた
雑多に紛れ歌う彼女は
満面の笑顔を浮かべ ギターを必死にかき鳴らしていた
それを見ていて ふと気付いたんだ
僕の目はいつしか 現実に冒されて
まばゆいばかりの夢(モノ) 映せなくなっていた
どうして僕はここにいるの
これから僕はどこへ行くの
彼女の歌声はそんな悩みを無視して突き刺さる
「こんな私は 私の唄を
ひたすら 大声で歌っていくんだ
そんな私がここにいた事
誰かの胸の中 残れるように」
汗をひたすら垂れ流して ただ歌う彼女は
今まで見てきた何より 美しく見えた
歌い終わり観客も消え それでも尚
僕の胸の中で 彼女の唄が生きている
たとえ僕が 明日いなくなっても
世界は何ひとつ変わらないまま 呼吸を続ける
だったら 雑草みたいに生きていくんだ
僕がいた事 誰かの心の片隅に
たしかに刻みつけるように
死んだ魚の目をしていても まだ心臓はしぶとく脈を打つ
存在理由なんて探しても 時間の無駄だと気付いたんだ
どうせ探したところで 見つかるものは
誰かの安っぽい受け売りだけ
こんな薄汚れた街の中で 確かなものは
僕がつけてきた 足跡だけ
そんな僕でも これから先も
雑多にまみれ 心臓を動かしていくんだろう
極彩色の下品なネオンが ただひたすら照らし出す 灰色の街並み 薄汚れた景色
放射状に伸びる 先の見えない道を
どれがいいか分からず 足を踏み出せずにいたんだ
突っ立ったまま考えあぐねて
冷たい雨に刺されて
やっと思い出した答えすら 見失いかけている
こんな僕でも 毎日せっせと
心臓を動かし なんとか生きている
そんな僕だけ 存在理由は
いくら探しても 見つからない
薄汚れた繁華街 人の波に逆らい歩くと
儚くも力強い女の歌声が 僕の耳に届いた
雑多に紛れ歌う彼女は
満面の笑顔を浮かべ ギターを必死にかき鳴らしていた
それを見ていて ふと気付いたんだ
僕の目はいつしか 現実に冒されて
まばゆいばかりの夢(モノ) 映せなくなっていた
どうして僕はここにいるの
これから僕はどこへ行くの
彼女の歌声はそんな悩みを無視して突き刺さる
「こんな私は 私の唄を
ひたすら 大声で歌っていくんだ
そんな私がここにいた事
誰かの胸の中 残れるように」
汗をひたすら垂れ流して ただ歌う彼女は
今まで見てきた何より 美しく見えた
歌い終わり観客も消え それでも尚
僕の胸の中で 彼女の唄が生きている
たとえ僕が 明日いなくなっても
世界は何ひとつ変わらないまま 呼吸を続ける
だったら 雑草みたいに生きていくんだ
僕がいた事 誰かの心の片隅に
たしかに刻みつけるように
死んだ魚の目をしていても まだ心臓はしぶとく脈を打つ
存在理由なんて探しても 時間の無駄だと気付いたんだ
どうせ探したところで 見つかるものは
誰かの安っぽい受け売りだけ
こんな薄汚れた街の中で 確かなものは
僕がつけてきた 足跡だけ
そんな僕でも これから先も
雑多にまみれ 心臓を動かしていくんだろう
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