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十六夜の月はためらいと嘘 映すのと話していた・・・
Kurou_masamune 投稿 - 2016/04/29 更新 - 2016/05/03 0 Comments 538 Views
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十六夜の月はためらいと嘘 映すのと話していた
まるでおとぎ話を聞くように 貴女の胸に抱かれていた

見えない鎖が 縛り付けている 貴女のことを
偽物だって そんな幸せを 否定して欲しい

繋いだ手の中で 生まれた温もりを
声に出して伝えたいよ 子供だとか はぐらかさないで

目に見える確かさなんてものは 二人には必要じゃない
不確かなものを夢というのなら 今は夢を見ていたい


「もうダメ逢えない」顔も見せないで 傘に隠れてる
震える声で 貴女はさよならを 突きつけてくる

いつか絡めた指に 独り言のように
優しさが苦しいの 嫌いよ 大嫌いと言った

目覚めれば消えてしまう夢と 寂しげに笑っていた
傘の群れにまぎれて消えていく 降り止まぬ雨のなかに

 見せかけじゃないこの愛には 分別はじゃまになる
 いらないさ 捨てればいい 出来ない 分かっているのに

目覚めれば消えてしまう夢と 寂しげに笑っていた
十六夜う月は二人を照らして 何を映し出すのだろう

今夜は 何を映すのだろう

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