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短いものをひとつ
azuma 投稿 - 2016/03/25 更新 - 2016/03/25 0 Comments 375 Views
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tk77
髪を切った ざくざくと
君が笑った 切りすぎだって
その声が 前髪に触れる指先が
泣きたいくらいにいとおしい

夏の空
飛行機雲は風に流されて
だんだん形をなくしてく
こんなに穏やかな午後の中
ここにない影ばかり探してる
いつか忘れていくのかな

靴を買った 水色の
君が笑った 空の色だって
この靴で 連れていくはずの約束は
カレンダーの中色褪せて

夏の空
飛行機雲は細く消えていく
はじめから無かったみたいに
君が好きなものだけ残って
あふれてただ止まらなくなるんだ
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