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「卒業した日は晴れていた」
only_black_moon 投稿 - 2016/03/01 更新 - 2016/03/01 0 Comments 620 Views
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どことなく似てる気がして
見ていることが増えた
いつからか抱いた気持ち
気付いて側へ寄った

優しいあなたは 時折困り顔をしながらも
いつだって受け止めてくれたね
だけど知ってるよ 求めてくれたことは一度もないと
友人の友人という程度だと

知る度惹かれていって期待をするのと同時に
知らなきゃ良かったのにと落ち込む機会は増えてった


置き去りにされたくなくて
必死に追いかけてた
本当は隣に立って
微笑みかけたかった

優しいあなたは 大口叩くだけで及ばない
私すら認めててくれたね
だけど知ってるよ 頼ってくれたことは一度もないと
求めるは別人で私じゃないと

ごめんね その優しさに甘えて頼ってばかりで
あなたを見ているようで 自分のことしか見てなかった


選択肢は沢山あったんだよね
その中には見守る恋もあったのに

ありがとう 独りよがりの想いを許してくれて
次こそ互いの為の恋愛出来るといいな
ありがとう おかげで少し自分に気づけた気がする
一瞬だったけれども永遠(とわ)すら感じた片想い
卒業した日は晴れていた

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