新規登録 ログイン
これ前に投稿したはずなんだけど、検索しても見つからなかったので諦めて再投稿
meta_scheme3 投稿 - 2016/02/11 更新 - 2016/02/11 0 Comments 410 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
泣かない子供が増えている
泣く資格ない大人も増えた
向かいの猫とウチのガキとは
絶妙にノイジシャンな春の夜(よ)

立ち位置はしょせん方便
手段に染められてく日常
世界滅亡 願った夜も
明ければ駅に急ぐだけ

言ってやった俺に言わせれば
奴の弱いところはそこなんだ
とでも言わなきゃ今日も酔えない
俺の弱いところはどこなんだ?

夢の安さにはいい加減 麻痺
子供相手に夢を売り暮らす
まじめな顔でパチを買ってく
その金は 君 売って作ったか?

花の香り 悩ましく 卑小な罪の 街、満たす
C級ソドムの 住人に 下る罰など 知れている

わかっててやってんの もう 前提
本当は誰も欲しくない駒
複雑めいたストラテジーで
奪い合うのがなけなしの贖罪

スタンスはしょせん小便
小僧達の熱いたわごとを
笑えるぐらい賢くは
この歳になりゃなれる筈だった

言っちまった俺にまだ聞くか?
奴の弱いところは俺なんだ
それを言ったら今日も酔えない
一番強い酒はどれなんだ?

俺の安さにはいい加減 麻痺
せめて油を売って息抜こう
まじめな顔でパチを買ってく
お客様のゴアイコあればこそ

月の光 青ざめて 卑小な罪の 街、照らす
C級ソドムの 住人を 救う硫黄は 降りゃしない

何で生まれてきたかといえば
たぶん軽い事故か何かだろう
事故の軽さが いのちの軽さ
重くなるのは酔い越しの頭

コーヒー1杯分で救えば
命はコーヒーに堕しそうだ
眠気覚ましの効果もなくて
寝覚めは悪くなるばかり

昼間ガキがはじめて立ったって
じきに歩き出し喋りだすだろう
俺より少し綺麗な嘘を
おまえはつけるようになれ

あした目覚めると大逆転の
朝が訪れてたらどうしよう
それを思うと終わりきれずに
あしたの天気を気にしだす

春の風が なまぬるく 卑小な罪の 街に吹く
C級ソドムの 住人は 小さな罪を 愛してる

小さな 暮らしを そっと抱く

0 Comments

Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録