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草原(くさはら)に 月が溶けて 蒼く光る窓辺に
僕は行く 果てなき栄誉 冠を戴いて
嗚呼 星が唄う 英雄の定めとやら
誰も望んでなどいない 虚ろな讃美歌
思い出すのは 小さな暖炉 冬の雪
膝に抱かれてまどろむ 遥か遠い日々
嗚呼 温かな手 醜く汚れ果て
誰も望んでなどいない 惨めな凱旋歌
民衆は叫ぶだろう 真(まこと)の王来たれりと
石畳埋め尽くす 歓喜の声 花の舞
誰が知るだろうか 城壁一つ越えた先
数多の骸転がる 荒野に鷹舞い 泣いている
この手に持っていた 優しい手のひら 春の雨
膝を叩いて絵本をねだる 遠い日々
嗚呼 蜂蜜色 無残に打ちこわし
誰が望んだのだろう 血煙(ちけむり)狂う日を
民衆は叫ぶだろう 真の王来たれりと
石畳踏み鳴らし 鉄の花に 転ぶ首
誰が知るだろうか 皆が崇める玉座には
数多の命染み込む 虚空に鷹舞い 泣いている
僕は行く 果てなき栄誉 冠を戴いて
嗚呼 星が唄う 英雄の定めとやら
誰も望んでなどいない 虚ろな讃美歌
思い出すのは 小さな暖炉 冬の雪
膝に抱かれてまどろむ 遥か遠い日々
嗚呼 温かな手 醜く汚れ果て
誰も望んでなどいない 惨めな凱旋歌
民衆は叫ぶだろう 真(まこと)の王来たれりと
石畳埋め尽くす 歓喜の声 花の舞
誰が知るだろうか 城壁一つ越えた先
数多の骸転がる 荒野に鷹舞い 泣いている
この手に持っていた 優しい手のひら 春の雨
膝を叩いて絵本をねだる 遠い日々
嗚呼 蜂蜜色 無残に打ちこわし
誰が望んだのだろう 血煙(ちけむり)狂う日を
民衆は叫ぶだろう 真の王来たれりと
石畳踏み鳴らし 鉄の花に 転ぶ首
誰が知るだろうか 皆が崇める玉座には
数多の命染み込む 虚空に鷹舞い 泣いている
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