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テーマ:「君と過ごした日々が、あまりにも幸せで」  ひだまりという単語をもう一度いじくりたくなった結果、悲恋ものになりました
greentea_0215 投稿 - 2015/11/26 更新 - 2015/11/26 0 Comments 528 Views
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※ためしに【A】【B】【C】【サビ】で分けてみました


【A】
目が眩む 夕焼けに 影を落として
僕達の 道行(みちゆき)は ふつり途切れた
小さな蝶 白い翅(はね)広げ 君の肩を離れていく

【B】
目を閉じた 柔らかな 星の降る丘
君と僕 寄り添って ただ手を握った
小さな手を その冷たさを 温めることはもうできないな

【サビ】
桃色の 淡い空を 見上げて歩いてた
花霞 君の笑顔が 僕に届いていた
くたびれた スニーカーの 隣に並んでる
真新しい 焦げ茶の靴が とても愛しくて

【B】
いつからか ひだまりに 包まれた日々
目に見えぬ 綻(ほころ)びが 広がっていた
君は笑う いつも通りに 僕一人が気づくことないよう

【サビ】
真っ白な 雪の道に 赤い華が散る
罅割れた 君の笑顔が 空に溶けていく
くだらない 冗談を 交わして過ごした日を
拭うように 虚(うろ)のように 君が消えていく

【C】
これがもう 最後だと 僕達は知りながら
それでもと 歩いていく ありふれた この道を
「きっともう 辿りつく いつか君が望んだ地」
君は笑う 白い蝶 目で追いながら

【サビ】
桃色に ひだまり色に 残るあの日を
今更に 特別なんて 思えるほど強くはないよ

君と僕 過ごした日々 並んで歩いた道
僕はまだ 当たり前だと 信じていたいよ
君がいない この街で 星が降るたび
祈ってる ただ一人 「叶うならもう一度」
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