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12月の喧騒は
おもちゃ箱をひっくり返したみたいで
嫌いなような 嫌いじゃないような
無関心を装っている
僕は寒空の下
コンビニチキンを頬張り
ほんの少しの幸せを噛みしめて
もうプレゼントをもらうこともなくなったと
ぼんやり考えた
ひとりよりふたり
それは答えを知った者の戯言でしょう
ひとりでもふらり
この街を楽しむ方法は知ってるけど
心の靄が晴れないのはなぜだろう
12月の喧騒は
いつの間にかそこにあるようになって
追いかける気もなく 追いつけない気もして
無関心は増すばかり
僕は寒空の下
ホットドリンクを買って
ほんの少しのぬくもり噛みしめて
もうプレゼントを選ぶこともなくなったと
ぼんやり考えた
ひとりよりふたり
それは僕は知らない「幸せ」の形
ひとりでもふらり
この街を楽しむ方法は知ってるけど
心の靄が晴れる日はいつだろう
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