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夕暮れが冬に刺さる。
教室には、もう誰もいない。
酸化が目立つ歩道橋を歩いていると
眼下を車が通り抜ける。
倍の倍の速さで過ぎるその音は
耳元で騒ぐバンドよりも大きい。
ああ、このコンビニ潰れちゃったんだ。
冬にも夜はやってくる。
それは青くて黒い塊に似ている。
街には点描のように灯る光。
動くものと動かないものがある。
通り過ぎるたびに
背後でそっとこちらを見ている。
ああ、今どんな顔して歩いているだろう。
誰にも会わないなら どれも同じか。
明日って何曜日だっけ。
大学生 meets 冷えた鉄の匂い。
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