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雨色の街に 君が溶けてく
片羽もがれた あの子を抱いて
僕は見ている ただ眺めてる
鎖の巻き付いた体抱え
空の底 虹の橋を 渡りに行くと笑ってた
白い頬 汚れてしまうと 僕だけは知っていたのに
もう一度 時計のネジを回せたなら
皆が真っ白だったその頃に
どうしても 止められないと分かっていた
それでも僕の雨は降り続く
「ごめんなさい」を僕はまだ言えない
泥の底 虹の先を 願うことはもうできないと
赤い雨 流して泣く あの子を抱きしめたのは
もう一度 時計のネジを回せたなら
皆が真っ白だったその頃に
どうしてと 泣き叫んでも届かない
雨を遮っていく厚い窓
僕の手を 引こうと必死になっていた
真っ白で柔らかな あの笑みを
「もう一度」 そう願ってしまうこの僕は
世界で一番の卑怯者だ
雨音を連れて 君が振り向く
片羽もがれた あの子を抱いて
僕を見下ろす ただまっすぐな眼は
僕を何より強く縛った
「ごめんなさい」を僕はまだ言えない
片羽もがれた あの子を抱いて
僕は見ている ただ眺めてる
鎖の巻き付いた体抱え
空の底 虹の橋を 渡りに行くと笑ってた
白い頬 汚れてしまうと 僕だけは知っていたのに
もう一度 時計のネジを回せたなら
皆が真っ白だったその頃に
どうしても 止められないと分かっていた
それでも僕の雨は降り続く
「ごめんなさい」を僕はまだ言えない
泥の底 虹の先を 願うことはもうできないと
赤い雨 流して泣く あの子を抱きしめたのは
もう一度 時計のネジを回せたなら
皆が真っ白だったその頃に
どうしてと 泣き叫んでも届かない
雨を遮っていく厚い窓
僕の手を 引こうと必死になっていた
真っ白で柔らかな あの笑みを
「もう一度」 そう願ってしまうこの僕は
世界で一番の卑怯者だ
雨音を連れて 君が振り向く
片羽もがれた あの子を抱いて
僕を見下ろす ただまっすぐな眼は
僕を何より強く縛った
「ごめんなさい」を僕はまだ言えない
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