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この分からず屋め!ってなったときにできました
NeGa_BasSweat 投稿 - 2015/11/09 更新 - 2016/06/25 0 Comments 189 Views
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[A]
雷が止んで
君は、ただ目を塞いで
他人の顔など判らないと
波は貝殻に吸い込まれて

耳鳴りが止んで
僕は、ただ耳塞いで
君の声など聞こえないと
地平線をほどいた

[B]
ただの色なんて
ないと同じだとかさ
捨て子みたいな声で泣き叫ぶから
また何も言えなかった

[S]
孤独な王様
僕の声が聞こえるか?
耳を塞いでいるようだけど
何も言わなくていい
褪せた風は瞬いた
曝け出せよ
消えかけの桃源郷


[A]
知らないことを
君は、知ったつもりで
今と過去なんて要らないと
ただ藍を焦がした

[B]
沈んだ孤島だって
在るに越したことない
全て受け入れようとしたところでさ
まだ誰も崇拝の中

[S]
孤独な王様
君が声を荒げても
転がり続けんだ蜃気楼
そうさ、君は一人
混ぜたリングの座標の下
投げつけるのさ
冷めかけの声明文


[C]
冠を被ったままの
支配者気取った、敗北者よ
そんな声を縫い付けないでくれ
夕闇なんか脱ぎ捨ててくれ

今、そこで泣いている君は


[S]
孤独な王様
何処もかしこも見ちゃいない
乖離し始めたシーソーゲーム
もう終わりにしようと
欠けたピースを踏みつけて
遠ざかっていく、砂漠の真ん中

孤独な王様
僕の声は聞こえてない
耳も塞いでいないようなのに
何も知らないまま
褪せた風を吹き抜かせ
曝け出すんだろう
底無しの桃源郷

何も知らないまま
何処まで行くんだろうか
知る由もないけれど
知りたくもないけれど
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