分化の非
Loading.誰の眼の中にもない
頭に置いて生きてく
誰かが“みんな”呼ぶ時
振り向けば起こる笑い
馬鹿が馬鹿にされるのは
馬鹿馬鹿しい程 道理
それが飲み込めないなら
それが立派な証明
のろいのじゅもんがあんきできない
のろいのじゅもんがあんきできない
わらいのはもんがわすれられない
人という字はヒトとヒト
フェアな等価の交換で
与えるものを持たぬなら
参加できない支え合い
欠格
“誰であろうと構わない”
頭の中で聞こえる
何者でもないゼロの
責任能力むせぶ
何をも為せぬ者なら
何を為したとても夢
白い真昼の悪夢は
生きてる内に覚めるか？
つづったなまえにテンがたりない
つづったなまえにテンがたりない
嘘字で無効の呪（のろ）い札（ふだ）
ヒトを成してる血と肉と
全部部品にバラしたら
おんなじものでできてるか
三本ばかり足りないか
免在
のろいのじゅもんがあんきできない
のろいのじゅもんがあんきできない
わらいのはもんがわすれられない
まだこんな数じゃとても足りない
まだこんな数じゃとても足りない
居なかった自分 埋めるには
欠格
頭に置いて生きてく
誰かが“みんな”呼ぶ時
振り向けば起こる笑い
馬鹿が馬鹿にされるのは
馬鹿馬鹿しい程 道理
それが飲み込めないなら
それが立派な証明
のろいのじゅもんがあんきできない
のろいのじゅもんがあんきできない
わらいのはもんがわすれられない
人という字はヒトとヒト
フェアな等価の交換で
与えるものを持たぬなら
参加できない支え合い
欠格
“誰であろうと構わない”
頭の中で聞こえる
何者でもないゼロの
責任能力むせぶ
何をも為せぬ者なら
何を為したとても夢
白い真昼の悪夢は
生きてる内に覚めるか？
つづったなまえにテンがたりない
つづったなまえにテンがたりない
嘘字で無効の呪（のろ）い札（ふだ）
ヒトを成してる血と肉と
全部部品にバラしたら
おんなじものでできてるか
三本ばかり足りないか
免在
のろいのじゅもんがあんきできない
のろいのじゅもんがあんきできない
わらいのはもんがわすれられない
まだこんな数じゃとても足りない
まだこんな数じゃとても足りない
居なかった自分 埋めるには
欠格
6 Comments
2015/11/03
＞馬鹿が馬鹿にされるのは
＞馬鹿馬鹿しい程 道理
＞それが飲み込めないなら
＞それが立派な証明
ここが好きです。
馬鹿が馬鹿にされても仕方ないことを受け入れられない、理解できない人が、馬鹿ってことなのかなって。
誰かが皆を呼んだときに、自分が振り向けば、
笑われて、皆の中に「自分」は入っていないことがわかる。
それをわかりたくないから、
誰の眼中にもないと頭で唱えながら生きる。
違ってたらすいません。
＞まだこんな数じゃとても足りない
2回繰り返してるのが何故かとても心に刺さりました。
～には、～ない
より
～ない、～には
の方が余韻を持たせ、
そして最後にそれを持ってくることが
読み手により訴えられるのかなと思いました。
Good押させて下さい。
2015/11/03
誰かがみんな呼ぶとき、の意味はその通りです。違ってません。
加藤智大という人が秋葉原で何人か人を殺した事件をモチーフにした作品です。私が殺した人数くらいでは、生まれてこの方存在しないも同然だった私湖心の穴を埋めるには全然足りない、という意味です。
2015/11/03
そういうことか、、、
何故心に「刺さった」のか
なんとなく解った気がします笑
2015/11/08
な、内容はさておき；
……構成というかまとまりのながれとか、すごく綺麗です
……こちらの曲はないのかしら??
2015/11/08
心の綺麗な人の書く歌詞は、どんな内容を書いても綺麗になっちゃうのかもです（笑）。体は汚いけど。加齢臭で臭いし。
これの曲はないです。想定メロディーはボンヤリとはありますが、頭の中で歌うたびに細部の旋律がすこしずつ変わっていくような感じで、まだ確定的なメロディーにまではなってないですね。
因みに、これ、書いたそもそものきっかけは「デスノートに名前書いたのに死ななくて変だなぁと思ってノートをよくよく見返したら誤字だったよ～ん。俺にはきちんと人を呪う知能もねぇのか。ガチョーン！！！」っていうオヤジギャグでしたｗｗｗ
2015/11/09
デスノにも突っ込みたいけれど、谷 啓さんにも突っ込みたくなってしまう
そのｷﾞｬｸﾞｾﾝｽも素敵っっ!!
今日は『無責任一代男』他に聴き浸ります☆ミ