流行りのピアス飾り 道端チラシ配り
受け取りチラ見したら「燃えるゴミだね」
素敵な歌はいかが? 瞬間夢の中へ
醒めたら次の夢へ「ほら早く!」
時間をつぶして暇つぶして つめたい隙間をやり過ごす
色々彩り映す画面 そんなもんが見たくて欲しいんじゃない
使い捨てていくんでしょ そのピアスもこの歌も
飽きたらすぐガラクタへ また0(ゼロ)になるの
くわえたロリポップ 味がしない意味もない
飢えた声を踏み潰す甘いだけの世界
斜めに見えた笑い やさしい 甘い 軽い
刹那の温もりさえ埋め尽くす灰
唯一ただ一人の大事な人になんて
偉くもないわたしじゃなれないし
大量消費に追いかけられ 大量生産フル稼働
こんなにたくさん溢れるほど 中身のない殻のような玩具だけ
使い捨てていくだけの その言葉もこの息も
意味を込める気もなくて価値なんてないよ
わたしもロリポップ あなただって同じでしょ
ただ欲しくてたまらない とても大事なモノ
愛されない貧しさで飢えて死んでいく人を
「贅沢ね」と責めながら奪い合う世界
くわえたロリポップ噛み砕いて飲み込んだ
こんな悲鳴ありふれて、
誰にも響かない
飽きたら壊れたら 使い捨てていくんでしょ
人も物も何もかも溢れていくだけ
シアワセな世界でシアワセにはなれなくて
フシアワセで贅沢なわたしたち、
さよなら!
受け取りチラ見したら「燃えるゴミだね」
素敵な歌はいかが? 瞬間夢の中へ
醒めたら次の夢へ「ほら早く!」
時間をつぶして暇つぶして つめたい隙間をやり過ごす
色々彩り映す画面 そんなもんが見たくて欲しいんじゃない
使い捨てていくんでしょ そのピアスもこの歌も
飽きたらすぐガラクタへ また0(ゼロ)になるの
くわえたロリポップ 味がしない意味もない
飢えた声を踏み潰す甘いだけの世界
斜めに見えた笑い やさしい 甘い 軽い
刹那の温もりさえ埋め尽くす灰
唯一ただ一人の大事な人になんて
偉くもないわたしじゃなれないし
大量消費に追いかけられ 大量生産フル稼働
こんなにたくさん溢れるほど 中身のない殻のような玩具だけ
使い捨てていくだけの その言葉もこの息も
意味を込める気もなくて価値なんてないよ
わたしもロリポップ あなただって同じでしょ
ただ欲しくてたまらない とても大事なモノ
愛されない貧しさで飢えて死んでいく人を
「贅沢ね」と責めながら奪い合う世界
くわえたロリポップ噛み砕いて飲み込んだ
こんな悲鳴ありふれて、
誰にも響かない
飽きたら壊れたら 使い捨てていくんでしょ
人も物も何もかも溢れていくだけ
シアワセな世界でシアワセにはなれなくて
フシアワセで贅沢なわたしたち、
さよなら!
3 Comments
2015/10/06
こんばんは、つっきーです。
投稿者コメントの後半をみて、「俺かよ笑」と思いながらクリックしました。
私も、「叫びたいけど、ツッコミたいけど、それができない」という時に、その思いを言葉に変えることをよくやります。
さて、本題。
しょっぱなからイライラの気配を感じますが、ただの罵詈雑言でなく、しっかり皮肉つなげているのが、良いにやつきを誘います。
大量消費社会の波に浮いてる、上辺の方々に聞かせたいなと思います笑
ロリポップというチョイスも、しっかり主張にかみ合わせながら比喩の機能をしていてうまいなと思いました。
>斜めに見えた笑い やさしい 甘い 軽い
中でも一番鋭さを感じたのがこの部分。
「斜めに見えた笑い」はなかなか思いつけるものではないと思います。
そのつなげ方、特にフレーズの順番もよく選ばれているなと。
2015/10/06
ゆえにちょこっと要望をしてもよいのなら
皮肉を強めるため、落差を出すために、「大量消費社会のいいところ」もしっかり描くと面白いかもしれません。
構図としては「こういういい所もあるね、たしかに。……で?それで?結局○○じゃないの?」という流れですね。
全体を通して皮肉の色が強いと、これはこれで一つの完成系と思うのですが、「焼肉で肉だけを食い続けると胸焼けする」みたいに、せっかくのいい後半が読み手にとって惰性になりかねないと思うんですよね。
好みの問題だと思いますが。
あと、こういう風刺として参考になると思うのが「ラブソング/amazarashi」です。
好きなバンドを押し売りするつもりはないのですが
「ラブソングが蔓延する社会に対する皮肉」みたいなものをテーマとしているので
そういう目線で曲を見るときに面白いのではないかと思いまして。
では長々とすみません、失礼しました。
2015/10/09
tukkiy03さん
コメントありがとうございます。お返事が遅くなってしまってごめんなさい。
要望として仰っていたことですが、非常に的を得ていると感じました。と言うのも、どうしてもこの詞の二番以降が(特に)、一番のインパクトに比べて勢いといいますか、幾分失速しているように、私自身も思っていたからです。客観的に見れず、理由がわからなかったのですが・・・。
元々詞を書くときはインスピレーションに頼りがちで、構成はあまり視野に入れず、勢いで進める嫌いがありました。それゆえについつい、同じ視点印象言い分、似たようなものが並んでしまって、まさしく「焼き肉ばかりで胸焼け状態」になってしまったのかなと。
一番二番そしてサビの使いどころや落差、緩急を活用することも、より表現を高める大事な要素なんだと、改めて感じました。そういったテクニックに関しては、教えてくださった楽曲も含め、色んな歌や詞を参考に勉強していこうと思います。
前回に引き続き、非常に読み込んでくださり、さらに客観的な意見もいただけてとても有り難いです。
改めてコメントありがとうございました!