作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

遥かむかし黒い海に消え去ったはずの華の王国
計り知れない海を突き破りまた咲き誇るのはザウラ

いつか君が置いて行った手紙
未熟な僕にはほとんど読めなかったよ

黴に冒された暗号より解けない文字が
頭を駆け巡る苦しみがあった

遥かかなた消し忘れた煙草の火が僕を燃やす
息苦しい中 そっと口に送られるのはいつか感じた吐息ザウラ

偽りを幹にして育った木
真の枝葉に過去のヒカリが射し込む

そこに目を細めるほど今が嫌いかい
枯れそうな自分を認められたいのかい

嵐のあと一輪だけ生き延びていた君はだれ?
どこかの誰か知らない溜息で枯れる君じゃないザウラ

一瞬の苦みさえも大嫌いかい?
一瞬の甘みだけで大好きかい?
そもそも濁ったものは論外かい?
最後のヒカリも遮るつもりかい?

遥かむかし黒い海に消え去ったはずの華の王国
美しいと知ってるからもう僕のもとで咲いてほしくないザウラ

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