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薬物依存に陥った時の詩です
idpop 投稿 - 2015/08/19 更新 - 2015/08/19 2 Comments 618 Views
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白い壁 無数の管
ドアを叩く音 薄弱な声
床に散らばる錠剤を 薄ら笑み浮かべ 数えてみたり
聞こえない 確かに覚えていた歌が...

あなたの笑みが陰りゆく過程を
四季に例えてみたりして
僕は また 手首に鋭利な刃物宛てて 安堵


OVER DOSE


窓の陽は褪せ
聞こえない 確かに覚えていた歌が...
忘れたいの あなたのその優しい笑顔


OVER DOSE


過剰摂取の罪は BAD TRIP
忘れたいの あなたのその優しい笑顔も
最後に見せてくれた 泣き顔も
過剰摂取の罪は BAD TRIP
忘れないで あなたの中で生きていきたい
最後に見せてくれた 泣き顔でいいから
もう一度 私に見せて

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2 Comments

tukkiy03tukkiy03
2015/08/19
はじめまして、月魅といいます。
好きな作品のタイトルとにていたので、気になって覗いたところ
言葉の濃さにドキっとなりました。

>聞こえない 確かに覚えていた歌が...
>僕は また 手首に鋭利な刃物宛てて 安堵
>忘れたいの あなたのその優しい笑顔

全体的に映し出されている情景もすさまじいのですが
ここらへんの言葉とか、私がどうあがいても書けないんだろうな、と感じるほど
惹かれます。

BAD TRIPを過剰摂取の罪というのも、なるほど罪なのかと、不思議な気持ちになります。

特殊な状態の時の文章に惹かれるなど、失礼なのかもしれないのですが
こういった文章がすごい好きなもので、失礼しました。
idpopidpop
2015/08/19
産まれてはじめて詩を評価されました。
すごく嬉しいです。
本当にありがとうございます。
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