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ひとり 遅い
朝ごはんを食べていた
ブラックコーヒー
あの子からもらった
カップに入れて
苦いのに
背伸びして飲む
コーヒーの味は
本当のところ 私には
おいしいとは言えなくて
いつだって私の中には
たくさんの気持ちが住んでいるから
私が気持ちの中に住んでるのか
それすらわからなくなるんだ
Good byeすること
思うほどに簡単じゃない
きっと回って
振り返ったら また元通り
大好きなトーストも
思わずこぼれ落ちた雫に
濡れて少しだけ
しょっぱく感じたんだ
いつだって雫の中には
たくさんの悪魔が住んでいるけど
私は気持ちの外に描いてる
それすらつかめずにいるんだ
いつだって言葉の中には
たくさんの気持ちが住んでいるから
私は気持ちの中に住んでいるって
それだけ思っていればいい
それだけ思っていればいいでしょ?
朝ごはんを食べていた
ブラックコーヒー
あの子からもらった
カップに入れて
苦いのに
背伸びして飲む
コーヒーの味は
本当のところ 私には
おいしいとは言えなくて
いつだって私の中には
たくさんの気持ちが住んでいるから
私が気持ちの中に住んでるのか
それすらわからなくなるんだ
Good byeすること
思うほどに簡単じゃない
きっと回って
振り返ったら また元通り
大好きなトーストも
思わずこぼれ落ちた雫に
濡れて少しだけ
しょっぱく感じたんだ
いつだって雫の中には
たくさんの悪魔が住んでいるけど
私は気持ちの外に描いてる
それすらつかめずにいるんだ
いつだって言葉の中には
たくさんの気持ちが住んでいるから
私は気持ちの中に住んでいるって
それだけ思っていればいい
それだけ思っていればいいでしょ?
1 Comments
2015/08/10
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まず一読して、とってもナイーヴな方なんだな、と思いました。
想像のみで書かれたのか、実体験を基にされたのかはわかりません。
でも「私の中にはたくさんの気持ちが住んでいる」から、逆に自分が住んでいる場所そのものが気持ちの中かもしれないって言うのは、SF映画のモチーフにもなりそうで幻想的です。
そんな非現実から、一転、現実のトーストの味を通して、最後は言葉と気持ちの関係性から、再び自分の居場所に関しての疑問へと還ってくる構成がうまいなぁと思いました。