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私を育む為にと 笑って
今日まで歩いてきました
願いなど 希望など
叶わない そう知って
畏(かしこ)まった言葉が飛び出るから
喉が詰まりそうで 嫌なの
過ぎた過去を悔やまない
昔を思い出さない
そう 言い聞かせてきた
今、目に映るのは何だろう?
止まない雨が降り止む頃に
きっと此処にはいないから
それまで必死になろう
それが唯一 正しさ
生きるという建前で動いてる 私
気づけば 足元は虚無
只 感じるのは
吐いた息と体温
冷たい風は
きっと微笑んでる
何も見つけられないのは何故?
何もわからないのは何故?
ねぇ 笑っている 私
声を殺して 息を止めて
それは罪?
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