小さな頃から憧れてた
ママの髪留め 朱いシュシュ
15になれば“私も”と
ぽつり期待し 触れていた
小さな頃には輝いても
大人になって 恋をしては
若い男と裸で眠り
シュシュの夢も 見なくなる
偶然、街で見掛けた
“あの子”は“あの人”になっていた
相変わらずな私は声すら掛けられずに
半回転したままで
結び目さえ分からない
笑いながら 迷い続ける
そんな毎日を無理に誇った
小さな頃だけ甘えてた
ママの腕先 朱いシュシュ
15になればプレゼント
素敵な約束 指切りをした
小さな頃すら傷付けた
今の私に 過去などない
15になったあの日さえ
包みに触れず 家を出た
毎日、皆で唄った
不思議な呪文も見えなくなった
相変わらずな私は一人、呟いている
大きく呼吸をしても
煙草の匂いの枕に浸る
夜は長くて 怖かったけど
少女には戻れないと強がった
手鏡 覗きこんで
シュシュで束ねてみた
あの頃の夢 果たせても
上手い具合に歓べなかった
小さな頃から憧れてた
ママの髪留め 朱いシュシュ
バイバイ またね 夢の後
戸棚に閉まった ちっちゃなシュシュ
ママの髪留め 朱いシュシュ
15になれば“私も”と
ぽつり期待し 触れていた
小さな頃には輝いても
大人になって 恋をしては
若い男と裸で眠り
シュシュの夢も 見なくなる
偶然、街で見掛けた
“あの子”は“あの人”になっていた
相変わらずな私は声すら掛けられずに
半回転したままで
結び目さえ分からない
笑いながら 迷い続ける
そんな毎日を無理に誇った
小さな頃だけ甘えてた
ママの腕先 朱いシュシュ
15になればプレゼント
素敵な約束 指切りをした
小さな頃すら傷付けた
今の私に 過去などない
15になったあの日さえ
包みに触れず 家を出た
毎日、皆で唄った
不思議な呪文も見えなくなった
相変わらずな私は一人、呟いている
大きく呼吸をしても
煙草の匂いの枕に浸る
夜は長くて 怖かったけど
少女には戻れないと強がった
手鏡 覗きこんで
シュシュで束ねてみた
あの頃の夢 果たせても
上手い具合に歓べなかった
小さな頃から憧れてた
ママの髪留め 朱いシュシュ
バイバイ またね 夢の後
戸棚に閉まった ちっちゃなシュシュ
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