作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

呼ぶ声が聞こえて　その通りを行ったんだ
半分は自分の意思で　もう半分はナントカの導きか

たくさんの人が歩いてた　色んな服装をしてた
静かで賑やかだった　僕は真ん中を歩いてた

この感じアレに似てるな　歩行者天国？地獄？
あんまり慣れてないけど　今はすんなり進めてる

どこへ向かってるの？　誰に聴いているの？
もうどうだっていいじゃんか　行き先は一定だ

空は微か　曇っていた　言い表してみればそうだ
ただ違ったのは　迷いの無いほど
濁りない真っ白な画用紙みたいな空だった
人々はなぜ　歩いているんだろう　どこに向かってるんだろう
その表情を見ると　幾分か幸せそう
それぞれの先にある場所は　素敵なんだろうか


あの声は本当に　なんだったんだろう
確かに聞こえてたのに　もう声色さえ忘れた

あれが神様だったとしよう　神はこんな僕に
何を訴えかけて　何を求めていたんだろう

何もかもを放棄して　授かったこの命さえもう
捨て去ろうとした僕に　何を期待したんだろう

そう思いながら歩いて　差し掛かった所に
浮世離れも甚だしい　巨大なモニターが

映像は鮮明に　映し出されて　見慣れたものが映ってた
なに悲しそうに　涙流してるの
この前まであんなに笑顔で笑ってたのに
何があったのか　少し考えれば　分からなくもなかった
僕の向かった道は　少しばかりか
間違っていたのかもしれない　そう思えてきた


どこに向かってるの？　今そう聞かれたら
引き返そうか迷ってる　そう答えるだろう

空は微か　曇っていた　思い返してみればそうだ
ただ違ったのは　いつもの世界ほど
濁りない真っ白な違和感に満ちた空だった
僕はなぜ　少し迷ったのだろう　この先に行けばもう終わるのに
でもモニター越しの　涙が刺さった
あの声を思い出して　引き返すこと選んだ
戻った先にある世界は　素敵なんだろうか
いつも通りだとしても
今までは気付かなかった
何かがあると　いいな


呼ぶ声が聞こえて　その通りを引き返した
半分は自分の意思で　もう半分はナントカの導きで

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