月夜の森の奥深くにある
藤蔦(ふじつた)巻いた門扉を開けば
百花繚乱の春の庭園
その真ん中に建つ白い舘
棲まうはひとりの妖艶な魔女
蠱惑(こわく)な肉体とこの美貌で
訪(おとな)う男たちを魅了して
舘に閉じ込め飼い殺しする
真実を吐き出す無垢なる悪女と
偽りを告げる非道の聖女なら
さぁ 罪深きはどっち?
美しく歌いましょう
薔薇色の唇で紡ぐ
華やかな言葉たちを
その耳に響かせるように
私の麗しの声で
あなたを虜にする
黒絹のドレスから覗く脚
色香漂う首や胸や腰
触れて撫でて愛でて嘗めて喰む
永遠に終わらないまぐあいを
愛を求め続ける清き売女(ばいた)も
穢れを孕んだ骸の聖母(マリア)さえ
あぁ 酸いも甘いも知る
馨しく踊りましょう
雪色の肌に刻み込む
秘めやかな赤い蕾
痛みさえ愛惜(いとお)しく感じ
甘美な恍惚の海へ
あなたは溺れてゆく
禁じられた想い抱(いだ)く貴婦人や
恋する純白可憐な女傑より
ねぇ 私が一番よ!
愛欲の歌を奏で
瑠璃色の瞳に映った
甘やかなあなた捉え
二度と舘から出られない
劣情の舞を踊れ
闇色の黒髪は乱れ
艶やかな微笑でほら
何もかも忘れさせるから
私のこの総てでそう
あなたを虜にする
藤蔦(ふじつた)巻いた門扉を開けば
百花繚乱の春の庭園
その真ん中に建つ白い舘
棲まうはひとりの妖艶な魔女
蠱惑(こわく)な肉体とこの美貌で
訪(おとな)う男たちを魅了して
舘に閉じ込め飼い殺しする
真実を吐き出す無垢なる悪女と
偽りを告げる非道の聖女なら
さぁ 罪深きはどっち?
美しく歌いましょう
薔薇色の唇で紡ぐ
華やかな言葉たちを
その耳に響かせるように
私の麗しの声で
あなたを虜にする
黒絹のドレスから覗く脚
色香漂う首や胸や腰
触れて撫でて愛でて嘗めて喰む
永遠に終わらないまぐあいを
愛を求め続ける清き売女(ばいた)も
穢れを孕んだ骸の聖母(マリア)さえ
あぁ 酸いも甘いも知る
馨しく踊りましょう
雪色の肌に刻み込む
秘めやかな赤い蕾
痛みさえ愛惜(いとお)しく感じ
甘美な恍惚の海へ
あなたは溺れてゆく
禁じられた想い抱(いだ)く貴婦人や
恋する純白可憐な女傑より
ねぇ 私が一番よ!
愛欲の歌を奏で
瑠璃色の瞳に映った
甘やかなあなた捉え
二度と舘から出られない
劣情の舞を踊れ
闇色の黒髪は乱れ
艶やかな微笑でほら
何もかも忘れさせるから
私のこの総てでそう
あなたを虜にする
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