新規登録 ログイン
初の冬ウタ。
catharsis257 投稿 - 2015/05/26 更新 - 2015/05/26 0 Comments 635 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
凩(こがらし)が吹き抜け ハラリと
モミの樹の葉っぱを散らした
ひとひらの六花(りっか)が ヒラリと
てのひらで冷たく融けてく

そして今年も冬の始まりを告げる

白い妖精が舞い降りる
今宵は雪化粧
冷えた指先を包み込む
アナタのぬくもりに
愛しさと幸福(しあわせ)を感じたの

寒月(かんげつ)の灯りは 美しく
雲の間(ま)に満ちては隠れる
綺羅(きら)めいた街角 にぎやかで
七色のイルミネーションは

恋人たちの聖夜(よる)を飾り付けていく

触れて抱き寄せて見つめ合い
フタリの世界へと
甘いくちづけを交わしたら
誓いは永遠に
藍色の星空に愛の唄

雪のドレスに氷のティアラ
硝子の靴で踊りつづける
私はアナタだけのシンデレラ

銀の季節へと変わるとき
天使が舞い降りる
塔の鐘の音を響かせて
魔法をかけたなら
喜びと想い出をまた紡く

強く引き寄せて抱きしめて
アナタの腕のなか
甘いくちづけを繰り返し
契りは永遠に
時計の針 12時を過ぎたって…

アナタはずっと傍にいる
タグ : [ 編集 ]

0 Comments

Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録