作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

忘却の百合は　紅く染まり
運命(さだめ)と感じ散りゆく
この胸の中の　燃ゆる焔(ほむら)
私のすべて焦がして

蜜月と云うには　あまりにも苦しい
あなたへの想いを
私はいつまで　何処まで抱えて
生きてゆけばいいのでしょうか…？

禁じられた恋の歌
もう二度と奏でることはないでしょう
ただあなたのぬくもりを
感じたいだけ

月に手をのばして
あなたの顔を思い出す
私のこと　忘れないで

眠らない薔薇の　一夜の夢
愛とは何か淫する
混沌の森は　深く沈み
すべてを闇が呑み込む

幸せと呼ぶには　うれしくも哀しい
あなたとの思い出
私はひとりで　記憶をたどって
視る幻影は果敢無く散る…

降り積もった雪のように
私の想いを埋めてかさねて
この魂(こころ)の奥底に
閉じこめた愛

星に背をむけては
ナミダが頬を伝い落ち
今宵もまた　眠りにつく

あなたの足音は　いとしくも切ない
冷えきったベッドに
恋しい香りだけが残っていて
寂しさが胸を締めつける…

禁じられた恋の歌
もう二度と奏でることはないでしょう
ただあなたへの想いを
遺したいだけ

禁じられたこの歌を
もう一度奏でることができるなら
ただあなたの幸福(しあわせ)を
願いたいだけ

いつかまた逢えると信じて
今日を生きてゆく
私のこと　覚えていて

空に手をかざして
緋色の蝶がうたう夜
今宵も照る　孤独の月

タグ : [ 編集 ]