作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

夢見心地 柔らかな風
手足に絡めた 白い指先
綺麗なシーツを共に乱す
忘我の果てを愉しもう

白昼夢に 捕らわれた瞳
帯びた温度は 愛の仕業
誘う姿に魅せられて
享楽の夢に生きよう

幾夜幾月過ぎても
共に有る幸せは
今日の空を染め上げた


美しく生を飾った
儚い横顔は罪を纏う
訪れる闇すらも怖くない
これが幸せと言う事？
想えば想う程解らなくなる


麗しさを形にした様な
微笑みに掴まれた
星も霞む今に問うのは
明日は有るのかという事だけ

幾星霜を 過ごせども
満たされない心を
優しく撫でたのは…？

舞い踊るドレスの回天
物欲しそうに唇舐める
失う先に待つ未開の香り
これが夢中と言う事？
想わない様に回路を閉ざした

美しく死を着飾った
背中に纏った羽は灰色で
途切れてく息さえ怖くない
これが最期と言う事？
それすらも甘い闇へ変わった

嗚咽漏れるまで 爪立てて
此の切ない胸の高鳴りまで
吸い尽くしておくれ



夢見心地 空蝉の肢体は
花鳥風月 横たわったまま
蝋燭の灯りを手に取り
舌先で消したのは…

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