新規登録 ログイン
現実は違うけど詞の世界くらいは理想を・・・。
Kurou_masamune 投稿 - 2015/04/05 更新 - 2015/04/05 0 Comments 606 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
暖かくなり梅のつぼみ達
ほころび始めた弥生
見慣れない古いアルバム見つけたよ
厚く埃を被っていた

幼い僕を胸に抱きしめ
屈託なく笑っている
それは若い日の貴女の姿
セピアに変わってしまってた

貴女の時間(とき)を思うたび
優しさだけが浮かんでくる
誰にでもいつも
何処ででもずっと
惜しみなく愛情を注いでくれたんだ

想い出に消しゴムをかけて
全てを忘れる事は
辛いと思ってた
悲しいと思っていた
でも間違いとわかったよ

上辺だけの“ありがとう”も
心ない感謝の言葉も
二度と言わない
貴女と向き合って
ただ抱きしめてあげたい


木漏れ陽あびてゆっくり歩く
貴方は黙ったままで
青い空は今日も何処までも高く
浮かんでる雲を見つめている

わがままでいつも悩ませていた
古い記憶が何故か
ピアノの音色が呼び起こしてくれた
よく貴女が弾いたメロディー

貴女の時間(とき)を思うたび
平凡だけが浮かんでくる
現在(いま)だってそうだ
これからは僕が
波風も春風も受け入れていくんだ

今は僕の顔さえも忘れて
逢うたび初めてだけど
辛いと思わない
悲しいと思わない
もう迷わないと誓ったんだ

上辺だけの“ありがとう”も
心ない感謝の言葉も
二度と言わない
貴女と向き合って
ただ抱きしめてあげたい
タグ :
[ 編集 ]

0 Comments

Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録