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くじらになりたい女の子のうた
sean55 投稿 - 2015/01/30 更新 - 2015/02/03 1 Comments 717 Views
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君は何を見ているんだい
雲ひとつない空 木の幹に背を預けて
わたしはくじらを見ているの
波ひとつない海 水飛沫をあげている

くじらになりたい君は 泣いたり笑ったりして
何処かへ行きたい君は 何処へも行けないのって
今日もまた 泣いている

くじらになりたい君を 今夜何処へ連れ出そう
暗闇に誘い出しても 君は乗り気じゃないだろ
くじらになったら君は 今夜消えてしまいそう
深い海の底へ 広い海の向こうへ
行ってしまう 気がしていた

わたしは何処へも行けないの
僕らは何処へも行けるよ
わたしはくじらになりたいの
手も足も何もないだろ
わたしは何処かへ行きたいの
僕が連れ出してあげるよ
わたしは何処へも行けないの
ねえ それなら

くじらになりたい君の 手を引いて連れ出すよ
砂浜に誘い出してさ ほらあそこに見えるだろ
くじらになりたい君と ここで待ち合わせをしよう
深い海の底も 広い海の向こうも
見渡せる 気がするんだ

また会える また会えるから
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1 Comments

desertwolfdesertwolf
2015/01/31
 ショーンさん今晩は初めまして
山のウサギと申します。群青堂でいちばんの
辛口評論家と自称しています。

 ショーンさんの作品に辛口評論をして
宜しいでしょうか、、、?


 宜しければ、此処にご返事下さい。
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