アンチョビ。ちょっと人間に似てる。違うことといえば、海にいた頃からいつも死がすぐ隣で、キラキラ光りながら泳ぎ回ってるところでしょうか。あまぐれさんの曲に合うといいなー
缶に詰められ 嘆く人々
可愛い彼女もオイル漬け
優しくキスを交わした僕らは
死んでることにも気づかない
立ち止まり 風に吹かれるのも
飛び降りて 羽ばたくように
自由に泳ぐこともできたはずなのに
窮屈そうに
全て諦め 目を閉じた君
あぁ それだけでわかるほど
絶えることのない愛を 知っていた
ずっと遠い 記憶の中
恐れていた その瞬間が今だとしても
受け入れる だけで いい
最後に鏡に映った
寝ぼけた顔に鍵掛けた朝
あの時まだ自分の意思で
動いていたのか 教えてよ
僕の血と君と エマルション
理想なんてどうでもよくて
見栄っ張りな 大人の純白 を
砕き散らしてみたいと歌うのさ
心地よく 身を溶かす熱
あぁ それだけでわかるほど
誰よりも美しく 生きてきた
青と黒の 渦の中
終わることを求めていた僕ら
やっと眠ることができる みたいだ
全て諦め 目を閉じても
隙間から差し込むほど
絶えることのない愛を 知っていた
暗く 冷たい 缶の中
恐れていた その瞬間が今だとしても
懐かしい海の底と何も変わらないさ
可愛い彼女もオイル漬け
優しくキスを交わした僕らは
死んでることにも気づかない
立ち止まり 風に吹かれるのも
飛び降りて 羽ばたくように
自由に泳ぐこともできたはずなのに
窮屈そうに
全て諦め 目を閉じた君
あぁ それだけでわかるほど
絶えることのない愛を 知っていた
ずっと遠い 記憶の中
恐れていた その瞬間が今だとしても
受け入れる だけで いい
最後に鏡に映った
寝ぼけた顔に鍵掛けた朝
あの時まだ自分の意思で
動いていたのか 教えてよ
僕の血と君と エマルション
理想なんてどうでもよくて
見栄っ張りな 大人の純白 を
砕き散らしてみたいと歌うのさ
心地よく 身を溶かす熱
あぁ それだけでわかるほど
誰よりも美しく 生きてきた
青と黒の 渦の中
終わることを求めていた僕ら
やっと眠ることができる みたいだ
全て諦め 目を閉じても
隙間から差し込むほど
絶えることのない愛を 知っていた
暗く 冷たい 缶の中
恐れていた その瞬間が今だとしても
懐かしい海の底と何も変わらないさ
6 Comments
2014/10/01
ハートズッキュンです笑
すごくいいなって。
アンチョビとは盲点でした。アンチョビ見ても「ああ、アンチョビだな」としか思いませんからね笑
詞の世界観も好きだし、構成とか技術的なことはわかりませんけれども、完成度高いなって印象です。
また、タイトルが最高にかっこいい笑
2014/10/01
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コメント&GOODありがとうございますー!
タイトル、カタカナで「アンチョビ」て書くと妙にダサくて
それもそれでいいかなって思ったんですけど、
悩んだ末英語にしました。
私も気に入ってるんで嬉しいです笑
「アンチョビ」っていうと缶詰の状態が真っ先に思い浮かびますけど
日本語で「イワシ」っていえば群で泳いでる生きた魚で考えますよね。
アンチョビたち、群の中の一匹として生きて
缶詰にされて、
個として認識されず人間に食べられていく。
そんな彼らの人生も美しくなければ何なのだ、と
アホなこと考えてできた歌です。
言い換えると、
社会に潰されそうな人間だってちゃんと生きてるんだぞー的な
生きることに意味はあるか分からんが、無駄に生きてるわけじゃないんだぞー的な
なんかそんな感じです。
あまぐれさんのあの曲なら大げさなこと言っても許されると思ったので笑
2014/10/01
えれきまるさんの解説にもありますが、
聴いてるひとが、これを感じて
ふ、とリピートして聴いてみたくなる詞だと思いました
2014/10/01
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ありがとうございます!!
無責任に「がんばれー」と励ますでもなく
何にもしてあげれないけどただ寄り添うだけ、的なつもりで書いたんで
もしも元気じゃない人に聴いてもらえて、そんな風に思ってもらえたらいいなあ。
なあんて。
嬉しいコメントありがとうございます。
気持ちを押し付けるようなメッセージソングは好きじゃないので、
遠回しに遠回しを重ねて辿り着いた先がイワシでした。
2014/10/01
こういうの好きです。
見栄っ張りな 大人の純白 を
砕き散らしてみたいと歌うのさ
此処好きです。ここ。
2014/10/02
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あなたの世界はこの中ですよって勝手に決められて、
キレイな白いお皿にのせられたアンチョビ。
叩き割ってやったら気分いいんだろうなーって妄想はするんだけど
結局皿の上の魚には無理な話じゃん?
大人が決めた常識とか社会っていうのは、
自分を縛り付ける敵じゃなくって
生きる上でどうしたって必要で
その世界(=真っ白なお皿)がなくなったら、
きっと重力のない宇宙にほっぽりだされてしまうのと同じ。
個性を主張する歌や社会を否定する歌はたくさんあるけど、
集団を肯定する歌ってあんまりないから、
どう表現するかは悩んだんだけど
「お皿を割ろうとする、けどやっぱり無理だから反骨精神を歌に込めるだけ」って形にしてみたよ。
ガツンとした表現は難しいね、内向的な性格が出てしまうというか・・・
自分の言いたいことは言えたけど
やりたい表現の仕方ではなかったから
またそのうちリベンジかな!
でも他の人から見て、いいなって思ってもらえる言葉になれたんなら嬉しいよー