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しあわせは、そこに、ある。
あわいに、
空と空の、
時と時の、
人と人の、
君と僕の、
こころの間に、それは、ある。
A
小指結く
「ずっと」 日戻りの音
解けること 流るる雪の更ける
小春に時を任せ
A
口を閉ざす
そっと 陽だまりの下
留まること 過ぎ去る冬を送る
ちいさな吐息は
川面跳ねながら
B
遠くで 君は泣いた
なにより強く 僕を呼んでいた
言葉にさえなれずに消えぬものの行方に
こころたちかくれ
C
遠いほど何故か近くてさ
あわいに通わせ
S
讃えて ひそかに伸びる
立ち並ぶふたつの影
触れず触れて
目に見えぬものの
距離を“量”って
見明けた先に 頷くよう
こころたちかくれ
止め処ない歓びに 眇めた灯り
形なくほどけて
指の端の音も聞こえるほどの静か
せせらぎの涼風に 背合わせ
C'
近いほど川間遠くてさ
雪融けは知らず知らずに
水位深く流れ行く
B
遠くで 僕も泣いた
なにより強く 君を呼んでいた
言葉になどせずとも消えず残る涙に
こころよせあわせ
C
遠いほど想い近くてさ
あわいに通わせ
S
抱えて たしかに伸びる
頬寄せるふたつの影
触れず触れて
目に見えぬものの
距離を想って
見明けた果てに 迎えるよう
こころよせあわせ
限りない歓びの 飛沫に触れて
それぞれは行き交い
愛しあうものへ尽きないものの清か
こころから澄み在る 幸せ
あわいに、
空と空の、
時と時の、
人と人の、
君と僕の、
こころの間に、それは、ある。
A
小指結く
「ずっと」 日戻りの音
解けること 流るる雪の更ける
小春に時を任せ
A
口を閉ざす
そっと 陽だまりの下
留まること 過ぎ去る冬を送る
ちいさな吐息は
川面跳ねながら
B
遠くで 君は泣いた
なにより強く 僕を呼んでいた
言葉にさえなれずに消えぬものの行方に
こころたちかくれ
C
遠いほど何故か近くてさ
あわいに通わせ
S
讃えて ひそかに伸びる
立ち並ぶふたつの影
触れず触れて
目に見えぬものの
距離を“量”って
見明けた先に 頷くよう
こころたちかくれ
止め処ない歓びに 眇めた灯り
形なくほどけて
指の端の音も聞こえるほどの静か
せせらぎの涼風に 背合わせ
C'
近いほど川間遠くてさ
雪融けは知らず知らずに
水位深く流れ行く
B
遠くで 僕も泣いた
なにより強く 君を呼んでいた
言葉になどせずとも消えず残る涙に
こころよせあわせ
C
遠いほど想い近くてさ
あわいに通わせ
S
抱えて たしかに伸びる
頬寄せるふたつの影
触れず触れて
目に見えぬものの
距離を想って
見明けた果てに 迎えるよう
こころよせあわせ
限りない歓びの 飛沫に触れて
それぞれは行き交い
愛しあうものへ尽きないものの清か
こころから澄み在る 幸せ
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