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初めて僕が君を見かけたのは
いつもより早い電車の
駅のホーム
風が長い髪とスカートの裾を
ふわりゆらした
君はいつも四番のドアの前にたち
僕はいつも隣三番の
ドアのところで
外を見ている君の綺麗な横顔
見ていたよ
胸に秘めた淡いときめきは
恋の始まり
バス通りを避けて君と手をつなぎ
ふたりっきりで長い道を
駅までゆっくりと
そんな夢ばかりを見ていたんだ
一人だけで
勇気なんて振り絞るほども無い
君の横顔を見つめる
それだけでいい
思いを伝える事なんて無理だった
おくびょうで
胸に秘めた鈍いせつなさは
恋の苦しみ
卒業式がせまり告白にいそしむ
同級生たちは思いっきり
玉砕をしていた
笑いながらも羨ましいなぁと
思っていた
四月のある朝いつも通りの時間
ホームに立つ僕はもう
新しいスーツで
風に揺れる長い髪とスカートは
消えていた
あの時間のホームに二度と君は
現れなかった
胸に秘めた痛みは恋の終わりを
告げていた
いつもより早い電車の
駅のホーム
風が長い髪とスカートの裾を
ふわりゆらした
君はいつも四番のドアの前にたち
僕はいつも隣三番の
ドアのところで
外を見ている君の綺麗な横顔
見ていたよ
胸に秘めた淡いときめきは
恋の始まり
バス通りを避けて君と手をつなぎ
ふたりっきりで長い道を
駅までゆっくりと
そんな夢ばかりを見ていたんだ
一人だけで
勇気なんて振り絞るほども無い
君の横顔を見つめる
それだけでいい
思いを伝える事なんて無理だった
おくびょうで
胸に秘めた鈍いせつなさは
恋の苦しみ
卒業式がせまり告白にいそしむ
同級生たちは思いっきり
玉砕をしていた
笑いながらも羨ましいなぁと
思っていた
四月のある朝いつも通りの時間
ホームに立つ僕はもう
新しいスーツで
風に揺れる長い髪とスカートは
消えていた
あの時間のホームに二度と君は
現れなかった
胸に秘めた痛みは恋の終わりを
告げていた
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