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帰り道 君を見つけた
一人で歩く君が キョロキョロしてるのは
私が隣にいてもいい 証ですか
静かに駆け寄って 逞しい肩にそっと触れた
隣を歩く君が 小さく笑った
星を探して歩く私に 前も見ないと転ぶよと
二人立ち止まって 見上げた夜空
輝く星に名前をつけよう そうそれは一番星
会いたいと 願ったあの夜に 君は会いに来た
歩いて10分のこの距離を 走って5分 汗を流して
毎日隣を歩いて 毎日同じことで笑って
それでも 足りなかった 二人の間の「ナニカ」
ある日 いつもの場所に君がいない
言葉にできぬ 二人の関係が
終わってしまう 前触れですか
その日 私の肩越しに君はいなかった
それから いくつかの日々が過ぎ
今日も 君と 私は 別々の道
その距離たったの5メートル
負けるもんかと速足の私と
君はゆっくり歩いて距離をおいた
会いたいと 願ったあの夜に 君は会いに来た
歩いて10分のこの距離を 走って5分 汗を流して
いま会いたいよ 君はもう来てくれない
歩いて10分の この距離が とてつもなく 遠く感じた
二人のあいだ 足りなかった 「ナニカ」
会いたいと 願ったあの夜に 君は会いに来た
歩いて10分のこの距離を 走って5分 汗を流して
会いたくて ひとり空を見上げた
転んだ私の目に映る それでも輝く 一番星
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