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その祀典、持ち出すべからず。
asakist 投稿 - 2014/08/09 更新 - 2014/08/09 0 Comments 391 Views
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息あげて悲愴
問われずに語り また
問うに噤み

ここは どこだ

鈍やかな紫煙
赤蒼の川面 積み
白路凍る

星斗に似た 飛沫あげて
お前の応作と 導く
陰陽の群れを 避け順ふ

套語の謳いと
気付かぬまま

生キルヲ
懈怠ニ衰イ
這イ蹲リ
死セルヲ
今際ニ悔イルヲ
コレ 愚カト見做ス

ここは 深く
地與の深く
ここは 浅く
無為の
法妙浅き
ここは 獄
天に非ず
地の獄

ふと返り見る
すると 無数の 紫の
詛ひのつぶねだ

嗚呼 いずれ知る
行いは 善しも 悪しきも
恣意でなく
天元の 流る 大河の


気付イタトキニハ
モウ遅イノダ
手遅レダ
本当ニ

どうしようも ない

助けてくれ

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