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己が天分を、忘れてはならないのです。わぁー
asakist 投稿 - 2014/07/20 更新 - 2014/07/20 0 Comments 323 Views
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[ある日、安居の衆愚]

胡坐をかきつつ 思惑妄りつつ
うぅん!
僧らは念じている

手掌に留まる 小蠅に思わず
ぱちん!
僧らは嗤っている

心なき世だ

[ある夜、身に余る光栄]

拳身光携える化仏の口が  あくまでもらしき者である
託宣を吐いている     あくまでもらしき言である

えー、こほん       おいでませ!ようこなしゃ!
お前たち、よくやった   ふむふむ、ふむふむ
成りきれぬ、じぶたれは  ふむむ、ふぅむふむ?

摂受なく         ふむ

折 伏 だ!       わぁー

[ある時、ご乱心]

経矛の如き 哀れの充つ世は
孤舟の一意さ
淡海の戸 四劫に泡立つ  
「四戒の間に間に!」

逆巻きのうたて 呼吸のなく
故主の一意さ
寄る辺なく 衆情は
発ち帰る 原生に

孤舟 増すなかれ
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