作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

いつも危ない事ばかりをしてお前と遊んだ
河原は何も変わらずに今もここにあるのに
メタンの匂いもゴミも背の高い夏草も
郷愁の彼方にいつか押し流されていた

命を懸けることがお前の勇気なのか
誰かが涙流すなら俺は絶対に認めない
きっとお前は笑顔を俺に向けながら
これで良かったんだよとことも無く言いのけるんだろ

夏の暑ささえ友達にして
遊んだ鉄橋　線路の下
お前とふたりで名前を残した
赤土の崖を滑り落ちても
バイクで事故を起こしたときも
笑顔で戻って来たろお前は
もう泣いてもいいだろう


テレビでは一日中あいつの行動を
称讃するニュースが流され続けている
賛辞を口にする人々が捧げる花束
お前はこんなものが欲しかった訳じゃないだろ

確かにあいつの勇気ある行動で
大切な一つの命が長らえたのは事実
けれどもそいつの大きな代償として
大切な一つの命が消えたのも事実

夏の暑ささえ友達にして
遊んだ鉄橋　線路の下
お前が生きていた証拠を探すよ
塗り変えられたあの日の鉄骨
子供の文字は見つけられない
追悼の言葉はかけないけど
もう泣いてもいいだろう

なあ　もう泣いてもいいよな

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