蜜を垂らした 紅茶の水面
琥珀色した 鏡なら
昨日までいた 綺麗な婦人
こんなに老けて いたかしら
離れるだけで 枯れること
貴方まだ ご存じなくて
男の子はみんな
世界の果てを探すけど
向こう側にしたら
このベルソォも果てなのよ
気づいたら帰ってらして
待ち人のカフェテラスまで
ポット抱えた ギャルソンたちが
私のことを 噂する
お綺麗なんて お世辞が上手
愁うお顔が いいなんて
いつまでだって 待ちぼうけ
目移りも 致しますのよ
殿御様にしたら
ケェジの中の鳥だけど
女の子はみんな
お庭に集う小鳥なの
飛ぶまえに帰ってらして
待ち人のカフェテラスまで
男の子はみんな
世界の果てを探すけど
向こう側にしたら
このベルソォも果てなのよ
気づいたら帰ってらして
待ち人のカフェテラスまで
琥珀色した 鏡なら
昨日までいた 綺麗な婦人
こんなに老けて いたかしら
離れるだけで 枯れること
貴方まだ ご存じなくて
男の子はみんな
世界の果てを探すけど
向こう側にしたら
このベルソォも果てなのよ
気づいたら帰ってらして
待ち人のカフェテラスまで
ポット抱えた ギャルソンたちが
私のことを 噂する
お綺麗なんて お世辞が上手
愁うお顔が いいなんて
いつまでだって 待ちぼうけ
目移りも 致しますのよ
殿御様にしたら
ケェジの中の鳥だけど
女の子はみんな
お庭に集う小鳥なの
飛ぶまえに帰ってらして
待ち人のカフェテラスまで
男の子はみんな
世界の果てを探すけど
向こう側にしたら
このベルソォも果てなのよ
気づいたら帰ってらして
待ち人のカフェテラスまで
5 Comments
2014/06/08
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もう何でもありじゃないですか。
男女の違いを歌ったような歌はいっぱいあるけど、
やっぱり独特ですね。
面白いところで核心をついてて、
表現の仕方もきれいにまとまってて。
うーん・・・よくもまぁこう、さらさらとすごいの書けますね。
この女性はすごく賢そうで
はたからは器用に生きてるように見えるけど、
実はけっこう大変な人、みたい。
本人がそう思ってるかは別として。
2014/06/08
素敵でした!
自分はこういうのなかなか書けない(T^T)
素敵な世界観で羨ましいです
2014/06/08
ありがとうございます♪
紅の豚のジーナさんに
「いいこね」って言われたい私に
この世界観はドツボですなぁ
待つ女性…
ってなんであんな憂いを帯びてんだろ
世界の果てのクダリが面白い
向こうから見たらコッチが果てっていう考え方
正に女性だなぁw
男ってガキやなぁとww
喫茶店ってなんか色んなドラマありますよね
色んなドラマが似合う場所ってゆーか…
楽しませていただきました
good♪(*´ω`*)
2014/06/09
こんばんは、コメントありがとうございます。
もとより私の奥底には頽廃的耽美主義が根付いていますので、
こういった作品は何より得意な領分ですw
簡単に言えば浮世離れしたものは全般大好きでございますw
私に書けないものはPOPとコメディですねー
この二つはろくなものができません。
普通の純愛も無理と言えば無理ですが。
核心、つけてますかねw
お誉めのお言葉をいただけて嬉しい限りです♪、
教養という意味では賢く、でも純心な、
悪く言えば世間知らずなご婦人レイディって感じですかねw
よっとさん
こんばんは、コメントありがとうございます。
んん!戯曲!いいですなぁ~
『桜の園』のラネーフスカヤのような、
教養あっても物知らずなご婦人のイメージでしょうかね?
それとも『パルムの僧院』のジーナ?
もしかして『椿姫』のマルグリット・ゴーティエかしら!
なんて、妄想の波が次々押し寄せてきちゃいます。
2014/06/09
こんばんは、コメントありがとうございます。
待つ女性の愁い顔は綺麗。
でも待たせてる当人は見る機会がないなんて、
なんとも勿体ないお話ですなぁw
喫茶店、いいですねぇ…
ないしょ話も溶けこむ寡黙な喫茶店…
無数の絵画の眼を引き寄せるアトリエカフェ…
お喋りがお喋りを掻き消す駒鳥のカフェテラス…
クリスマスのカップルたちが集う宝石箱のキャフェ…
幼いギャルソンを妖しい老婆がかどわかす魅惑の珈琲店…
喫茶店、いいですねぇ…